一生懸命やっているのに、子どもがぐずったり思うようにいかなかったりすると「私のやり方が間違っているのかな」と落ち込んでしまうことってありますよね。
さらに、SNSなどで他のママたちの様子を見ると「みんなちゃんとできているのに、私だけダメかも」と周りと比べてしまうこともあるかもしれません。
でも、育児に「合格ライン」なんて存在しません。 子どもと向き合って、泣き声に応え、ごはんを用意して、絵本を読んで、寝かしつける。
それだけで十分すぎるほど立派です。 今日も一日無事に過ごし、子どもと一緒にいられた。
それだけでも、本当に素晴らしいことなのです。
「自分にごほうび」と聞くと、特別な買い物や高価なプレゼントを思い浮かべるかもしれません。 でも、忙しい育児中に必要なのは、ほんの少し「自分に戻る時間」です。
たとえば、子どもが寝静まったあとに、好きなお茶やコーヒーをゆっくり飲む。 お気に入りのお菓子をひとつだけ食べる。
スマホで好きな動画や漫画を見る。 そうした「日常の小さな楽しみ」を、意識して過ごし方の中に組み込んでみてください。
忙しさに流されず、あえて数分間だけでも自分を甘やかしてみる。 それだけで気持ちがふっと楽になり「明日もまたがんばろう」と思えるエネルギーが湧いてきますよ。
周りに頼れる人が少ないと「誰も私の大変さをわかってくれない」「この頑張りに誰も気づいてくれない」と孤独を感じてしまうこともありますよね。
でも、あなたがどれだけ踏ん張ってきたか、自分自身だけは一番よく知っているはずです。 朝、眠い目をこすりながら朝ごはんやお弁当を作ったこと。
子どものイヤイヤに泣きたくなりながらも、最後はぎゅっと抱きしめたこと。 誰にも見られていない努力が、今日もたくさん積み重なっています。
だからこそ、せめて自分だけは「今日も一日お疲れさま」「本当によくがんばったね」と温かく声をかけてあげてくださいね。
育児中は、ときにふと心細さを感じてしまうもの。 ですが、自分に小さなごほうびを用意してあげることは「私は私の一番の味方でいていいんだ」と実感するきっかけになります。
周りに頼るのが難しい状況だからこそ、自分の中に「優しい味方の声」を育てていくことが大切です。 「今日はもう十分がんばったから、何もしなくていいよ」「お風呂掃除は明日やれば大丈夫」
そんなふうに自分を許してホッとできる言葉を、心の中にそっと置いてあげてくださいね。

ママが穏やかな笑顔でいることは、子どもにとって何よりの安心につながります。 そしてその笑顔を保つためには、ママ自身が「自分も大切にされている」と感じられることが欠かせません。
頼れる人がいないときこそ、まずは自分自身が自分の味方になってあげること。 それが、巡り巡っておやこの笑顔を守る第一歩にもなります。
今日も一日、誰にも頼らずにがんばったあなたへ。 どうか今夜は、自分を少しだけ甘やかす「ごほうびの時間」を、忘れずに作ってあげてくださいね。
ライター/監修:でん吉(保育士)
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