2019年に韓国で発売され、たった1か月で2万部の売り上げを記録したという大人気絵本『ねむねむさんがやってくる 眠りが訪れる話』。
2020年に日本にも上陸し、おやこのくふうでも紹介したところ非常に話題を集めました。
では、実際のところその実力はどんなものなのか?6歳、4歳の男の子を育てるままに体験してもらいました!
※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
***
こんにちは。ママライターよこたです。
ママ友たちと話していてもよく耳にするのが「なかなか子どもが寝てくれない…」「早寝早起きさせたくてつい叱って寝かせてしまう…」などの悩み。
わたしは6歳と4歳の息子を育てている母なのですが、実はほかのママたちと同じように早く寝てくれる方法はないだろうか…といつも考えていました。そんなときに教えてもらったのが『ねむねむさんがやってくる』という絵本。
Amazonには、“叱らなくても子どもたちが自然と眠りにつく習慣づけができる”と書かれており、期待は高まるばかり!
いったいどのような内容になっているのか、今回は実際に親子でいっしょに絵本を読んでみました。
表紙を飾るのは、なんとも愛らしいキャラクターのねむねむさん。
こちらは、『ねむねむさんがやってくる』の絵本作家でイラストレーターでもあるユ・ヒジンが描いたもので、ご本人の2人の子どもハジュンとハユンが灯りを消してもなかなか眠らなかった日に誕生したお話しなんですって。
さっそくわが家の息子たちに「素敵な絵本を見つけたから夜寝る前にいっしょに読もうね!」と声を掛けると、「わぁ~かわいいねこの絵本、早く読みたい」と読む前から表紙のかわいらしさに気持ちが高まっている様子でした。
主人公は、まだ遊びたいけどねる時間になってしまい灯りを消してママとベッドに横になっている女の子。
その女の子は、「ねむねむさんは今日も来るの?」とママにたずねて待っています。
息子たちは「え?ねむねむさん?なになに?」と不思議そうに絵本を見つめています。
なんとねむねむさんのカバンの中は、子どもたちにくばる夢でいっぱいなんです。
「そっかー!ねむねむさんは夢をくばるんだね」「ぼくも夢は見たことあるよ!また夢見たいな」と、どんどん前のめりになってお話に引き込まれていきました。
主人公の女の子も「わたしの夢を持ってきて」と目を閉じてお願いしていますが、息子たちも感情移入している様子。
読み終わると、「もう寝ようよ、ママ」と言って立場は逆転!
いつもは遊びたい気持ちばかりで、私が寝ようと声を掛けても「あともう少しだけ遊ばせて」と言っていた息子たちですが、自分の意志で寝ようと言い出したのでびっくりでした。
***
たまに朝起きて見た夢を覚えていたら、興奮しながら報告してくれていたわが家の息子たち。
今までは、早く寝ようということばかり考えていましたが、これからは「ねむねむさんといい夢見ようね」と声を掛けてもいいなと思いました。
『ねむねむさんがやってくる 眠りが訪れる話』
■作/絵:ユ・ヒジン 訳:中井はるの
■定価:1,426円(税込)
■発行:株式会社世界⽂化社
ライター よこたみほ
わんぱくな2歳差男児を子育て中のアラフォーママライター。美容師資格を持つ元ヘアカラーリスト・アイリストで、週末は田舎暮らしやキャンプをして自然の中で子育てを楽しんでいます。現在は子育て系や美容系など、複数のウェブメディアで記事を執筆中