びわの果肉はやわらかいため、子どもにも食べやすい果物です。 注意点に気をつければ、離乳食後期の後半(生後11ヶ月ごろ)から与えることができます。
そんなびわには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?以下で詳しく解説します。
びわは初夏が旬の果物です。
果実や葉が楽器の「琵琶(びわ)」に似ていることからその名前がつけられたといわれています。 びわを選ぶ際は、果実にしっかりと産毛が残っており、鮮やかなオレンジ色をしているものを選ぶとよいでしょう。
また、びわはあまり日持ちがしない果物です。そのため、購入後はなるべく早めに食べるようにしましょう。
びわには子どもの健康維持に役立つさまざまな栄養素が含まれています。
ここでは、4つ紹介します。
びわには、カロテノイドの一種であるβ-カロテンが豊富に含まれています。 β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。また、免疫力を高める効果が期待できます。
びわには、β-カロテンと同じくカロテノイドの一種であるβ-クリプトキサンチンも含まれています。
このβ-クリプトキサンチンは、みかんにも含まれており、免疫力を高めたり、動脈硬化や骨粗しょう症などの生活習慣病を予防したりする効果が期待できます。
食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、びわには特に不溶性食物繊維が多く含まれています。
不溶性食物繊維は便の量を増やし、排便をスムーズにする働きがあるため、便秘がちな子どもにおすすめです。
びわにはミネラルの1種であるカリウムも含まれています。
ミネラルは体の調子を整える働きを持ち、その中でもカリウムは夏バテ対策に効果的な栄養素といわれています。また、カリウムは体内の余分なナトリウムを体外に排出する働きを持ち、むくみや高血圧予防に役立つため、おやこで摂りたい栄養素です。
びわは初夏に旬を迎える栄養豊富な果物です。
旬の時期にはおやこでびわを食べて、季節を感じながら美味しく味わいましょう。
ライター/監修者:haya(管理栄養士)
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