学生の頃、初めて好きな人とふたりでお出かけすることになりました。
日程が決まってからは、服も髪型も持ち物も何度も見直し、前日は早めに寝て、当日は少し早起きして完璧に準備。 鏡の中の自分を見て「よし、今日はバッチリ」と気合い十分でした。
ところが当日は梅雨入り直後の豪雨。 屋内メインの場所を選んだものの、道中はどうにもならず…湿気で髪はうねり、メイクは崩れ、傘を差していても服はじわじわ濡れてしまいました。 それでもお出かけ自体は楽しく、会話も盛り上がり、いい時間を過ごせました。
帰り道、駅前で「今日はありがとう!」と言うと、彼も嬉しそうに「こちらこそ!また一緒に…」といい雰囲気で解散。 彼が見送ってくれる中、私の横を通りかかった車が大きな水たまりを通過し、勢いのある水はねが! その衝撃でよろけるほどでした。
案の定全身びしょ濡れで、ワンピースは泥だらけに。 「え、うそでしょ…」と声も出ませんでした。
呆然としている私に、彼がぽつりと「またどしゃ降りの中、会おうよ」と笑顔で一言。 「フォローのつもり…?」とまさかの言葉に、呆れて笑うしかなかったです。 (女性/36歳/専業主婦)
どれだけ準備しても、天気やハプニングはコントロールできないもの。 でもそんな日ほど、記憶には強く残るのかもしれません。
思い出すたび、少し笑えて、ちょっと切ない…そんな一日になることもあるんですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
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