新学期は何かと忙しく、「買い物に行く時間がなかった!」「もう夕飯の支度をする気力がない」なんて日もありますよね。外食は便利ですが、GWにむけてなるべく出費は抑えておきたい時期…。
そんなとき、狭い店内でパパッと必要なものだけ買うことができるコンビニは、じつは子育て家庭の強い味方。最近は夕食に使えそうなおかずもいろいろ売られていますね。
でも、なんとなく罪悪感がぬぐえない…そんなママたちにもおすすめなセブンイレブンで購入できるものだけを使った、栄養面でもバランスのとれた献立をご紹介します。
バラエティも豊富でおいしいセブンのお惣菜を使った大人気の献立企画、第5弾です。
幼児食の基本の記事でご紹介した通り、幼児食後期(3歳〜5歳)の1日に必要なカロリーは女児で1,250kcal、男児で1,300kcal。そのうち、夕飯では4割程度を目安にしましょう。すなわち夕食にとるカロリーの目安は500kcal程度となります。
セブンプレミアムの商品にはパッケージにカロリー(エネルギー)、たんぱく質、脂質、塩分など気になる情報が記載してあるので、買い物の際に参考にすると選びやすいですよ。
今回は子どもも大好きなカレーライスをメインにした献立です。
国産じゃがいもと人参、ビーフのうま味 ビーフカレー甘口 180g 105円
子どもから大人まで大好きなカレーライス。辛いものがまだ食べられない子どもがいる家庭では、子ども用に作り分けたり、大人も子ども用の甘口カレーを食べているのではないでしょうか。
パウチごと電子レンジ加熱でOK!湯煎すらしなくてもいいので、本当に便利。
じゃがいも、にんじんなど具材は子どもにもひと口で食べやすいサイズ。気になるお味はスパイスの香りはしっかりありつつも辛さはほとんどなく、幼児であれば食べられる程度の辛さ。野菜とりんごの甘みがしっかりあり、とってもまろやか。
同じシリーズで辛口、中からもあるので、大人は辛口カレー。子どもは甘口カレーと使い分ければOK。
ご飯120gに甘口カレー2/3袋をかけ、カロリー264kcalです。
カレーライスだけではたんぱく質が足りないなと思っていたときに目に入ってきたのが、レジ横のホットスナックコーナー。コロッケやアメリカンドックなどが売っているコーナーです。何にしようかな?と悩んで選んだのがこちら。
ささみ揚げ(梅しそ) 1本 138円
冷めてもやわらかく、子どもも食べやすいささみ。梅のペーストとしそがのってフライではなく天ぷらのような衣です。
梅もさほど酸味が強くないし、しそも揚げてあることで強い香りが気になりませんので、食べやすいです。およそ3/4本をのせてカロリーは105kcal。食べやすいサイズに切りました。
そのまま食べるのはもちろん、こんな風にカレーを絡めてもおいしくておすすめです。
体にいいとわかっていても、なかなか献立に取り入れるのがむずかしい、海藻類。でも、スープなら子どもも食べやすいもの。
葉・茎・めかぶを使用 まるごとわかめスープ 8袋入り 321円
1食分が180ml用で子どもには少し多いので、2/3量に120mのお湯を注ぎました。カロリーはおよそ15kcalです。
わかめはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なので、野菜がちょっと足りないときにもこのスープがあれば手軽で便利です。
「ごはんを食べたらデザートがあるよ!」と話すと、食べる意欲が増して食事がスムーズにすすむ子も多いもの。たまにはデザートを添えるのも効果的ですよね。
今回は、カレーにぴったりのヘルシーなヨーグルトをセレクトしました。
プレーンヨーグルト 400g 145円
なめらか食感 アップルマンゴー 110g 203円
プレーンヨーグルトにマンゴーとはちみつ(1歳未満ははちみつはNG)をかけて。
マンゴーは冷凍品。凍ったままでもシャーベットのような食感で食べられますが、食べる前にヨーグルトにのせておけば、食後にはいい感じに溶けて食べごろに。
プレーンヨーグルト60gにマンゴーを25g、はちみつ小さじ1でカロリーは79kcalです。
この冷凍マンゴーを冷凍室にストックしておけば、ふだんの朝食やおやつにも活躍しそうですね。
給食のようにワンプレートに盛り付ければ、子どもの気分も盛り上がるし、準備も後片付けも簡単。合計で463kcalの献立ができあがりました。
気になる1食分の価格を計算してみると…
あくまで概算ではありますが、幼児食後期の子ども1食分268円となりました(※ご飯はのぞく)。子どもが大好きなカレーライスなら、コンビニごはんでちょっぴりラクをしてもきっと喜んで食べてもらえるはず。ぜひお試しくださいね!
管理栄養士・料理研究家 尾花 友理
給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。
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