子どもの色彩感覚を育てる!身近なもので楽しむ色あそびヒント集

子どもの色彩感覚を育てる!身近なもので楽しむ色あそびヒント集
子どもが初めて「色」を認識し始める瞬間。 それは、世界が少しずつカラフルになっていくような、特別な成長の一歩です。 でも「色をどう教えたらいいの?」「遊びながら覚えてくれたらいいのに…」なんて思うこともありますよね。 今回は、身近なアイテムや日常の中で、色の世界を楽しく体験できる方法をご紹介します。
目次

絵の具で“色だけ”に集中してみよう

子どもたちは、まず“色”からものを認識しはじめると言われています。 でも、形や手触りなどが加わると、なかなか色そのものに集中しづらいことも。

そこでおすすめなのが、絵の具を使った色あそび。 赤・青・黄色など基本の色を使って、手や筆で自由にペタペタ。混ぜてみると、新しい色ができて驚きの連続です。

はじめは汚れてもいい服でOK。 おやこで一緒に遊べば、ただの色あそびがワクワクの時間になります。

もし絵の具が難しい場面では、クレヨンなどでも代用できます。 その場合も、「形を描く」のではなく、ただ“色を広げていく”だけでもじゅうぶん楽しいですよ。

絵本のなかにも、カラフルな世界が

色の名前を知るきっかけとして、絵本もとても役立ちます。

特に、赤ちゃん向けの色鮮やかな絵本や、でこぼこした触れるページのある絵本などは、視覚と触覚の両方から色を感じることができます。

絵本を読むときには、「この色、知ってる?」と声をかけてみたり、「○○は何色だったっけ?」とクイズのようにするのもおすすめ。

100円ショップなどでも手軽に手に入る絵本を使えば、気軽に毎日の生活に取り入れられます。 おやこで一緒に読む時間が、自然と色の学びにつながっていきます。

おさんぽしながら、色をさがそう

子どもが歩けるようになったら、日々のお散歩も色さがしの冒険に変えてみませんか?

「今日は“赤”をさがしに行こう!」とテーマを決めるだけで、外の景色がまったく違って見えてきます。 道ばたの花、車、看板など…身のまわりには、気づけば色がいっぱい。

「これは何色?」「どれが一番好き?」など、親のちょっとした声かけが、色への興味を広げるきっかけになります。

おわりに

色を学ぶことは、子どもにとって“世界を理解する”第一歩です。 そしてその学びは、特別な教材や道具がなくても、毎日の中で自然に育んでいけます。

色の名前を覚えるだけでなく、「楽しい」「きれい」と感じる気持ちも、大切に育ててあげたいですね。 子どもが色に興味を持ち始めたら、ぜひ今日からできるあそびを取り入れてみてください。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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