年齢に合わせた子どものいたずら防止テクニックをご紹介！

乳幼児期の事故予防

0歳の赤ちゃんにとって大切なのは、安全な環境づくりです。この時期は、危険な物や壊れやすい物は子どもの手の届かない場所に置くことを意識しましょう。

たとえば、誤って口に入れてしまいそうな小物や、ケガの原因になるものは、高い場所や鍵付きの引き出しに保管するのがおすすめです。また、ドアストッパーやコンセントカバーなど、安全対策グッズを取り入れると、より安心できる環境になります。

1歳になると探索範囲が広がり、いたずらのリスクも高まります。この頃には、すでに行っている安全対策を見直し、必要に応じて強化することが大切です。

たとえば、ベビーゲートやベビーサークルを活用して、立ち入ってほしくない場所への侵入を防ぐ方法も効果的です。また、いたずらされやすい場所に対しては、子どもが自由に使える遊びスペースを別に設けてあげることで、自然と注意をそちらに向けられることもあります。

2歳になれば、子どもの言語理解能力が飛躍的に向上します。この時期は「なぜいたずらしてはいけないのか」を根気よく説明することが重要です。

親が根気強く語りかけることで、子どもは自分の行動とその結果の関係を少しずつ理解できるようになります。いたずらの背景には「試してみたい」「反応を見たい」といった気持ちがあることも多いため、ただ止めるだけではなく、気持ちに寄り添った声かけが効果的です。

3歳になると、子どもは自分の行動についてより深く考えられるようになってきます。この頃からは、叱り方や伝え方にも変化が必要になります。

感情的に叱るのではなく、「なぜダメなのか」「どうすればよかったのか」を落ち着いて話すことを意識しましょう。選択肢を示してあげることで、子ども自身が「次はどうするか」を考えるきっかけになります。

いたずらを完全にやめさせるのではなく、年齢に合った見守り方と声かけで、子どもと信頼関係を築いていくことが何より大切です。ときには思いっきり遊ばせてあげることが、いたずら予防につながることもありますよ。

（おやこのへや編集部）