離乳食後期からOK?管理栄養士が解説する「豚肉の栄養と選び方」

離乳食後期からOK?管理栄養士が解説する「豚肉の栄養と選び方」
豚肉は、毎日の料理で活躍してくれる身近な食材です。そんな豚肉には、夏バテ対策や子どもの成長に役立つ栄養素が豊富に含まれていることを知っていますか?この記事では、豚肉はどのような食材なのか、豚肉に含まれる栄養素について詳しく解説します。
目次

豚肉は注意点を守れば、鶏肉や牛肉に慣れてきた離乳食後期(生後9〜11ヶ月ごろ)から与えることができる食材です。

毎日の主菜として、さまざまな料理に活用できる豚肉について以下で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

豚肉はどのような食材?

豚肉はその名のとおり豚の肉のことを指し、ヒレ肉やロース、もも、バラなどさまざまな部位があります。 しょうが焼きや豚カツ、豚汁など、さまざまな料理に活用できる万能な食材です。

豚肉を選ぶときは、淡いピンク色のものを選ぶとよいでしょう。 また、ドリップが出すぎていないものを選んでください。ドリップが多く出ていると鮮度が落ちている可能性があります。

豚肉に含まれる栄養素について

豚肉には、子どもの成長に役立つ栄養素が豊富に含まれています。

ここでは3つ紹介します。

たんぱく質

豚肉には動物性たんぱく質が豊富に含まれています。 豚肉にはさまざまな部位がありますが、たんぱく質が特に多いのは、ヒレ肉です。

たんぱく質は筋肉・皮膚・髪の毛などを作る、子どもの成長に無くてはならない重要な栄養素です。 また、免疫機能を維持する役割もあるといわれており、毎日の食事でしっかりと摂りたい栄養素のひとつです。

ビタミンB1

豚肉にはビタミンB1も豊富に含まれています。 ビタミンB1には糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復をサポートするとされています。 そのため、暑さで体力を消耗しがちな夏の時期には、夏バテ対策としても役立つ栄養素です。

元気な毎日を支えるために、子どもも大人も積極的に取り入れたい栄養素です。

豚肉には鉄も含まれています。 豚肉に含まれる鉄は吸収率のよい「ヘム鉄」で、貧血予防に役立ちます。

また、鉄は脳の発達においても重要な役割を果たすといわれているため、乳幼児期には意識して摂取したい栄養素のひとつです。

豚肉を食べて、おやこで毎日を元気に過ごしましょう!

豚肉は毎日の食卓に取り入れやすい身近な食材です。 たんぱく質やビタミンB1、鉄など、子どもの成長を支える栄養素が豊富に含まれています。

おやこで毎日を元気に過ごすためにも、ぜひ豚肉を取り入れてさまざまな調理法で楽しんでくださいね。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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