大学生のころの話です。
夏の終わり頃、夜も遅い時間帯。 電車で通学していた私は、その日も最寄り駅から徒歩15分の道を通って、下宿先へと帰宅していました。
駅では、友人と「気を付けて帰ってねー」「そっちもねー」と声をかけ合って別れたのを覚えています。
ある路地に差し掛かったとき、路地の奥に何かが立っているような気がしたのです。 真っ黒な人影のような、背が高く、帽子をかぶったようなシルエットでした。
深夜の雰囲気も相まってか、とても怖くて直視できませんでした。 固まる足をなんとか動かし、通り過ぎたそのときです。
背後から「おい、今こっち見たか?」と声が聞こえたのです。 声が出ないほどの恐怖で、振り返ることはできませんでした。 ただ、街灯に照らされた自分の影のすぐ後ろに、もうひとつの大き目な人影が重なって見えたのは覚えています。
そこからは無我夢中で走りました。 たぶん、人生でいちばん速く走った瞬間です。
家に着いてもしばらくは心臓の音が耳の奥で鳴り続けて、眠れませんでした。 (女性/30歳/会社員)
目の前で起こった出来事は、たまたまの見間違い?それとも何か別のもの? 「ただの見間違い…?」って思いたくても、どうしても気になっちゃうあの感じ…。
あなたの周りでも、そんな瞬間ありませんか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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