子どもが「ひとりで寝る」っていつから?おやこで考える寝かしつけ

子どもが「ひとりで寝る」っていつから?おやこで考える寝かしつけ
「子どもの寝かしつけ」とひとことで言っても、その方法や悩みはご家庭によってさまざま。 抱っこや授乳のほか、絵本の読み聞かせや音楽を取り入れるなど、工夫しながら取り組まれている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、看護師の視点から、寝かしつけのタイミングや方法についてご紹介します。 おやこで心地よく夜の時間を過ごすためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
目次

寝かしつけはいつから?タイミングの考え方

子どもが「ひとりで寝るようになる時期」は、国や地域、そして家庭の考え方によっても違いがあります。 日本では子どもが自然に自立したいと思えるタイミングまで、無理に進める必要はないと考えられています。

「ひとりで寝たい」と言い出す年齢は、小学校に上がってからというケースもあれば、それより早いこともあります。 なかには、なかなか離れるのが難しいと感じる子もいるかもしれません。 それぞれの子どもの気持ちやペースを大切にしながら、おやこで少しずつステップアップできると良いですね。

抱っこや授乳による寝かしつけ

赤ちゃんや幼児を寝かせる際、抱っこや授乳はとても効果的な方法です。 心地よい安心感で、子どもはぐっすりと眠りにつくでしょう。

ただし、保護者の体への負担が大きくなったり、授乳後の虫歯リスクなどに配慮が必要になることもあります。 歯が生えてきた頃からは授乳後の口のケアを意識していきましょう。

また、抱っこだけでなく、手をにぎる、背中をトントンするなど、肌と肌のふれあいで安心させてあげることも、寝かしつけの一つの方法です。

絵本や音楽を取り入れて、落ち着いた時間に

寝かしつけの時間に、絵本を読んだり静かな音楽を流すのもおすすめです。 「寝る時間が近づいてきた」というサインにもなり、子どもが自然と気持ちを落ち着けるきっかけになります。

このような“入眠儀式”は、毎日同じ流れを大切にすることで習慣づけやすくなります。 できるだけ視覚的な刺激を減らすため、タブレットやスマートフォンではなく、紙の絵本を選ぶとより効果的です。

おわりに

寝かしつけに「これが正解!」という方法はありません。 それぞれの子どもに合ったやり方を見つけながら、成長に応じて少しずつ変えていけるとよいですね。

大切なのは、子どもが安心して眠れる環境を整えること。 おやこの夜の時間が、穏やかであたたかいものになりますように。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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