避妊、ネットリテラシー、LGBT…性教育に自信がない親が8割超。子どもの性への「なぜ?」にきちんと答えられますか?

避妊、ネットリテラシー、LGBT…性教育に自信がない親が8割超。子どもの性への「なぜ?」にきちんと答えられますか?
8割以上の保護者が子どもの性教育について「自信がない」と答えるなか、性教育についての悩みは各家庭によってさまざま。より幅広い情報と実践的なニーズに応える内容へと、性教育サイト「命育」がリニューアルされました。
目次

昨今の子どもたちの性に関するニュースはセンセーショナルなものが多い反面、まだまだ自分の子どもには関係ない…と思っていませんか。
でも、実は幼児でも性への興味は持っているもの。

「赤ちゃんってどうやって生まれるの?」など、いつ質問されてもいいように、子どもの疑問が解決できるような伝え方を親として準備しておくことはとても大切なことなのです。

親自身、性教育には自信がないが、学校の性教育にも満足していない状況

※命育独自アンケート2019(お子さまがいる方対象 n=273)

性教育サイト「命育」が実際に独自調査を実施したところ、性教育に自信がないと回答した人が80%超いる一方、学校の性教育には満足していない人が85%を超える結果となりました。

また、性教育で関心のあるテーマでは「ネットリテラシー」「LGBTジェンダー」もあがっています。子ども世代のSNS・インターネット利用によって性コンテンツに触れやすくなるなど、保護者の監視下に及ばない性犯罪が増えていること、新型コロナウイルスの状況下で、未成年の妊娠相談が急増したり緊急避妊薬の市販化も話題となった、昨今のニュースが反映された結果となっています。

医師や専門家による子どもの性に関する情報を発信

「命育」は、幼児期から思春期の子どもをもつ保護者に向けに性教育情報・性の悩み解決策を発信する日本で唯一の性教育をテーマにしたWebメディア。2019年のオープン以来、約90万人がアクセスしている人気サイトです。

アクセス者からのさまざまな意見・感想を通して、親自身にもっと性教育に自信を持ってほしい、各家庭のさまざまな悩みにもっと応えたいということで、より幅広い情報と実践的なニーズに応えた内容へとリニューアルされました。
「性教育」と言うとやや抵抗を感じてしまうかも知れませんが、ママクリエイターによる親しみやすいデザインやイラストで、保護者のニーズに寄り添い、わかりやすく情報発信しています。

また、約30名の医師・専門家が協力。記事の監修はもちろん、保護者の性や性教育に関する疑問や悩みにも、医師・専門家が答えてくれています。

主なコンテンツは
・医師専門家監修の年齢に応じた「伝え方」記事
・性教育絵本紹介
・性のお悩みQ&Aアーカイブ
・海外専門機関の性教育コンテンツ
など

たとえば、幼児期の「伝え方」記事には、子どもの素朴な性への疑問や幼児自慰にどう対応していけばいいか、「赤ちゃんはどうやってできるの?」と聞かれたらどう答えるのがいいか…といった内容が。
ぜひ、サイトで伝え方を学んで、わが子にお話ししてみてはいかがでしょう。

保護者自身が性教育への自信を深められるように

日本では保護者世代が十分に性教育を受けておらず、性の話題や性教育についてオープンに話すことがタブー視される風潮が少なからず感じられます。
しかし、子ども世代のインターネット利用が当たり前になってきていて、子どもが性コンテンツに触れやすくなるなど、社会の変化は親世代と比べて激変しているのも事実。年齢が上がれば上がるほど、保護者の監視下に及ばない性犯罪リスクは高まります。

幼児期のうちから性教育なんて早すぎるのでは?と思っていても、幼児期から性に興味を持つのは自然の流れ。そして、こんな時代だからこそ、「性の大切さ=自分や他人を思いやること」をしっかりと親から子へと伝えていきたいですよね。

身体や妊娠・避妊の知識に加え、人間関係やネットリテラシー、LGBT・ジェンダーに関することなど、幅広いテーマについて学ぶと同時に、性について気軽に相談できたり、具体的な悩みを解決できたりする「命育」サイトを、ぜひ活用してはいかがでしょうか。

「命育」サイト概要

URL:https://meiiku.com/
開設:2019年3月
内容:年齢に応じた性教育情報を発信するポータルサイト
ターゲット:幼児、小学生、中高生の子どもを持つ保護者、教育・保育関係者
利用料:無料(一般ユーザー)/月額380円+税(プレミアム会員)
※プレミアム会員はすべての専門家監修記事の閲覧や、性・子育てに関する個別のお悩みQ&A、ユーザー同士のコミュニティ機能などが利用でき、より専門的で一人ひとりに合わせたサービスが受けられます。

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執筆者

ライター 河瀬 みこと

大学卒業後16年間、教育関連企業で編集・マーケティング業務を担当。第一子妊娠時に退職。その後保育士資格を取得。二児の姉妹を育てながら、編集・ライター業に邁進中。
2023年春より、念願の「食堂+寺子屋 nuinu(ぬいぬ)」開業。

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