レストランで…客「リゾットを」店員「材料がなくて…」断ろうとした直後⇒シェフがお玉を叩きつけて―!?

レストランで…客「リゾットを」店員「材料がなくて…」断ろうとした直後⇒シェフがお玉を叩きつけて―!?
毎日の生活でふと立ち寄る飲食店。 ちょっとした会話や、お店の雰囲気、クセのある店員さん…。 そこには、“なんてことないのに忘れられない出来事”がひそんでいるのかもしれません。 今回は、そんな飲食店で出会った『クスッと笑えたり、ちょっと心が温まったりするエピソード』をお届けします。
目次

材料不足でも諦めない。シェフのおまかせリゾット

20年くらい前のことです。

あるレストランにラストオーダーギリギリで入りました。 当時私は新入社員で、見た目にもかなり疲れていて自暴自棄になっていました。

そんな気持ちで入店しましたが、我に返り、とにかく一番安いリゾットを注文しました。 すると、ホールの方が申し訳なさそうに「申し訳ありません。材料がなくて…」と話し始めました。

追い出されるのかと思ったのですが、突然、厨房から「カンカン!」という音が聞こえました。 見ると、シェフが笑顔でお玉を鍋に叩きつけているのです。 そして「私におまかせください!」と言われました。

驚きながらも「はい、お願いします…」と返事をして待っていると、見た目はシンプルなリゾットが運ばれてきました。

具はなく、上には黒い点々が散らばっていました。 一口食べると、これまで味わったことのない感動的な美味しさで、疲れた体に染み渡り、思わず涙がこぼれました。

後で気づきましたが、そのリゾットにはトリュフが使われていました。 きっとシェフの思いやりだったのだと思います。

今でもその優しさには感謝しています。 (女性/45歳/専業主婦)

日常にひそむ、ほっとする優しさ

誰かのちょっとした気遣いや優しさが、つらい時間をふっと楽にしてくれることってありますよね。 そんな瞬間に気づくと、世界がちょっとだけあたたかく見える気がします。

みなさんのまわりでも、思わずホッとした“優しさの瞬間”はありますか?

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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