【管理栄養士監修】秋の旬果・梨に注目!梨に含まれる栄養と、おやこにうれしいメリット

【管理栄養士監修】秋の旬果・梨に注目!梨に含まれる栄養と、おやこにうれしいメリット
秋の味覚として知られている梨ですが、じつは夏から秋にかけてが旬の果物です。みずみずしい味わいで人気の高い梨は、美味しいだけではなくさまざまな栄養成分が含まれています。この記事では、梨の特徴と、梨に含まれる栄養成分について紹介します。
目次

梨は加熱した果汁からであれば、離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から少量ずつ与えることができます。 体に嬉しいさまざまな栄養成分が含まれている梨について以下で詳しく紹介するので、ぜひ子どもにも伝えてみてくださいね。

梨はどのような果物?

梨はバラ科ナシ属で、夏から秋にかけて旬を迎える果物です。

梨には「和梨」「洋梨」「中国梨」などの種類がありますが、日本でよく食べられるのは、シャキシャキとした食感が特徴の和梨です。 幸水や豊水、二十世紀梨など、さまざまな品種があります。

梨はお尻の部分が甘いとされており、お尻部分がふっくら膨らんでいるものが美味しい梨だといわれています。

梨に含まれる栄養成分について

梨には、おやこの健康維持に役立つさまざまな栄養成分が含まれています。

ここでは、4つ紹介します。

食物繊維

梨には不溶性食物繊維が多く含まれています。 不溶性食物繊維には便の量を増やし、排便をスムーズにする働きがあるため、便秘がちな子どもにおすすめです。

また、梨特有のシャリシャリとした食感は「石細胞」と呼ばれる食物繊維によって生まれます。

カリウム

カリウムは、体の中の塩分や水分のバランスを整える栄養素で、むくみや高血圧の予防に役立ちます。

日本人は塩分を摂り過ぎる傾向にあるため、将来の健康のためにも、おやこで摂りたい栄養素です。

アスパラギン酸

アスパラギン酸は、アスパラガスから発見されたアミノ酸の一種で、エネルギーづくりに関わる栄養素です。

また、疲労回復効果が期待できるため、疲れたときに摂りたい成分です。

ソルビトール

ソルビトールは、整腸作用があるとされる糖アルコールの一種で、果物の中では梨に多く含まれています。

便秘がちな子どもにおすすめですが、 食べすぎるとお腹がゆるくなることもあるので、与えすぎには注意してください。

旬の時期には梨を食べて、さまざまな栄養成分を美味しくいただきましょう!

梨には食物繊維やカリウム、アスパラギン酸、ソルビトールなどの体に嬉しい栄養成分が含まれています。 みずみずしくさっぱりと食べられる梨は、暑い時期にも美味しく食べられます。

旬の時期にはぜひおやこで梨を食べて、美味しく健康維持に役立てましょう。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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