夜になってもなかなか寝つけないのは、子どもが興奮していたり、昼寝の影響が残っていたりすることが考えられます。 日中たくさん体を動かしていても、夜に楽しい出来事があると気持ちが高ぶって眠りにくくなることがあります。
また、保育園などの生活リズムが影響して休日も同じように昼寝をしてしまうと、夜の眠りにくさにつながることもあるようです。
寝る前にはテレビやゲームなどの刺激の強いものはできるだけ避け、ゆったりとした時間を過ごすのがよいでしょう。
また、激しい遊びも興奮を招きやすいため、寝る直前は控えるようにするのがおすすめです。
お子さまが心地よく眠るためには、寝室の環境を整えることも大切です。
照明はやわらかく落ち着いた明るさにし、テレビやスマートフォンなどの画面は早めに消しておきましょう。
室温は夏は26〜28℃、冬は20〜23℃が目安とされています。 また、湿度は一年を通して60%ほどを保つと乾燥や寝苦しさを防げます。
エアコンや加湿器などを上手に使いながら、ぐっすり眠れる環境をつくってみてください。
毎晩スムーズに寝かしつけができるとは限りませんよね。 そんなときに試してみてほしい、ちょっとしたコツをご紹介します。
たとえば子守唄を歌うときは、最初はいつも通りのテンポでだんだんとゆっくりにしていきます。 同じタイミングで背中を優しくトントンするリズムもゆっくりにしていくと、自然と眠りに入りやすくなるようです。 歌声も徐々に小さくし、最後には寝たふりをして寝息を聞かせてあげるのも効果的だといわれています。
また、足を温めたり、テレビの砂嵐の音やビニール袋が擦れる音など単調な音を聞かせることで落ち着いて眠れることもあるようです。
子どもがなかなか寝てくれないと、大人もつらくなってしまいがちです。
子育てのイライラをため込まないためにも、スムーズな寝かしつけの習慣づくりを心がけてみましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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