友人へ贈る出産祝いの一般的な金額は、5,000円程度とされています。 親しい友人には10,000円ほど包むこともあり、あまり親しくない場合は3,000円程度にすることもあります。
相手から出産祝いをいただいたことがある場合は、その金額に合わせるのが無難でしょう。
現金の贈り物を味気なく感じる方もいらっしゃいます。 その場合は商品券やチャージ式のギフトカードを選ぶのもおすすめです。
また、現金に加えて赤ちゃんがすぐに使える実用的な品やお菓子を添えると、より喜ばれることが多いでしょう。
出産祝いには、ふさわしいご祝儀袋やのし袋を選びましょう。
出産は「何度あっても嬉しいお祝いごと」とされているため、何度でも結び直せる「蝶結び」の水引を使うのがマナーです。 また、右上に飾りが付いた「のし袋」を使うとよいでしょう。
ご祝儀袋の表書きは、上段に「御祝」や「御出産御祝」と書くのが一般的です。 「御出産祝」などの4文字表記は縁起が良くないと考える方もいるため、避けた方が安心です。
下段には贈り主の名前を記入します。 夫婦連名にする場合は、夫の名前を中央に書き、その左側に妻の名前を記すのが一般的です。
出産祝いを渡す理想的な時期は、産後7日目から1ヶ月頃とされています。
ただし、お母さんの体調が完全に回復していない場合も多いため、退院後2週間程度経ち、ご家庭が落ち着いた頃に渡すのが良いでしょう。 また、大安や友引などの縁起の良い日を選ぶと、気持ちがより伝わるかもしれません。
友人への出産祝いは、選ぶのに悩むこともあるかもしれません。 しかし何より大切なのは、新しい家族の誕生を心からお祝いする気持ちです。
その気持ちが伝わる贈り物を選んでみてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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