生後0〜3ヶ月ごろの赤ちゃんは昼夜の区別がまだついておらず、眠ったり起きたりを繰り返しています。 この時期は無理に生活リズムを整えようとせず、赤ちゃんの自然なペースに合わせて過ごすことが大切です。
赤ちゃんに合わせて、大人もこまめに休息をとるようにしましょう。
生後3ヶ月頃からは、昼間に起きている時間が少しずつ長くなり、生活リズムがゆるやかに整ってくるといわれています。 離乳食が始まる頃になると、授乳やお昼寝の時間にもある程度のパターンが見られるようになるかもしれません。
さらに、生後9ヶ月以降になると1日3回食に進む赤ちゃんが多くなってきます。 そのため、大人と同じ時間帯に食事をとるなど、毎日の流れに合わせた生活がしやすくなる時期といえるでしょう。
赤ちゃんの生活が昼夜逆転してしまった場合も、焦らずに少しずつ戻していくことが大切です。 まずは朝はできるだけ同じ時間に起こすよう心がけると、生活リズムが整いやすくなると言われています。
お昼近くまで寝かせてしまうと、夜に眠れなくなる…というような悪循環を招いてしまうこともあります。
もしリズムが乱れてしまったときには、無理に直そうとせず、赤ちゃんの様子を見ながら、ゆったりとした時間を大切に過ごしてみてください。 日中には外の空気に触れるなど、外からの刺激を取り入れることで、生活リズムを整えるヒントになることもあります。
たとえば、天気の良い日にはお散歩や外気浴などを取り入れてみるのもおすすめです。
赤ちゃんが安心して眠れる環境づくりも、生活リズムを整えるうえで大切なポイントです。
エアコンの風が直接当たらないように気をつけながら、室温は夏は25〜28度、冬は20度前後を目安に調整するとよいでしょう。 また、湿度は50〜60%に保つと快適に過ごせるとされています。
生後3ヶ月を過ぎた頃からは、昼間は明るく、夜は暗く過ごすようにすることで、昼夜の違いがわかりやすくなるといわれています。 朝はカーテンを開けて自然光を浴びせたり、夜は照明を落として寝室を暗くするなど、メリハリのある環境づくりを意識してみてください。
赤ちゃんの生活リズムが整うタイミングには個人差があります。 なかなか一定のリズムができず、不安に感じることもあるかもしれません。
でも、大切なのは赤ちゃんと保護者の方それぞれのペースに合わせて少しずつ整えていくことです。 焦らず、無理をせずに、毎日の中で赤ちゃんとの心地よい時間を大切にしてくださいね。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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