りんごはいつからOK?管理栄養士監修|離乳食初期から与える3つの重要ポイント

りんごはいつからOK?管理栄養士監修|離乳食初期から与える3つの重要ポイント
やさしい甘みで子どもから大人まで親しまれているりんご。スーパーでは1年を通して手に入るため、毎日の食事に取り入れやすいりんごですが、何歳から食べられるのでしょうか?この記事では、りんごは何歳から食べられるのか、与えるときの注意点について紹介します。
目次

秋から冬にかけて旬を迎えるりんごは、美味しいだけではなく、カリウムや食物繊維、ポリフェノール、ビタミンCなどのさまざまな栄養成分を含んでいます。

このように栄養豊富なりんごですが、子どもに与えるときは注意点も存在するため、以下で紹介する内容をぜひ参考にしてくださいね。

りんごは何歳から食べられる?

りんごは以下で紹介する注意点を守れば、おかゆに慣れてきた離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)から与えることができます。 皮と種を取り除き、離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)ではすりおろしてください。

離乳食中期(生後7〜8ヶ月ごろ)ではみじん切り、離乳食後期(生後9〜11ヶ月ごろ)では5mm角程度の大きさ、離乳食完了期(1歳〜1歳半ごろ)では1cm角程度の大きさにしましょう。

与えるときの注意点

身近な果物であるりんごですが、子どもに与えるときには注意点も存在します。

ここでは、3つ紹介します。

アレルギーに注意する

りんごは「特定原材料に準ずるもの20品目」のうちのひとつです。 そのため、初めて与えるときは加熱をして、少量から始めてください。

万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えると安心です。

誤嚥に注意する

りんごは生のままだと子どもには硬く、細かく切っても誤嚥する危険性があります。 そのため、離乳食完了期までは必ず加熱をし、やわらかくしてから与えてください。

咀嚼力には個人差があるため、月齢は参考程度に、子どもに合わせた大きさに切ってあげましょう。

与えすぎに注意する

すりおろしたりんごには消化を助ける働きがあります。

しかし、りんごは一度にたくさん与えると消化不良を引き起こし、腹痛や下痢を引き起こす場合があるため、適量を守り、与えすぎないように注意しましょう。

注意点に気をつけながらおやこでりんごを味わいましょう!

りんごはアレルギーや誤嚥、量に注意すれば、離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)から与えることができる果物です。 コンポートやヨーグルトに混ぜるなどのアレンジもできるため、さまざまな楽しみかたができます。

スーパーで手に入れやすい身近な果物なので、注意点を守りながらぜひおやこでりんごを楽しんでみてください。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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