衣類用の漂白剤には「酸素系」と「塩素系」の2種類があります。 色柄物のスタイに使うなら、主に酸素系漂白剤が安心です。
酸素系漂白剤は、粉末タイプは弱アルカリ性、液体タイプは酸性ですが、どちらも衣類の色を落とさず、汚れだけを分解して落とす効果が期待できます。
一方、塩素系漂白剤は漂白力や除菌力は強いですが、色柄も脱色してしまうため、白無地のものだけに使うのが安全です。 また、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生する可能性もあるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
ミルクのシミなど部分的な汚れには、液体の酸素系漂白剤を直接塗る方法が効果的です。 汚れにしっかり染み込む程度に塗ったら、時間を置かずに、他の洗濯物と洗剤と一緒に洗濯機で洗いましょう。
このとき、洗濯機に入れる漂白剤の量は直接塗った分を差し引いて調整するのがポイントです。 よだれやミルクの汚れは放置するとシミや黄ばみになりやすいため、洗濯前にひと手間かけるだけでもスタイをきれいに保ちやすくなります。
スタイ全体のニオイや広範囲の汚れが気になる場合はつけ置き洗いがおすすめです。
まず、吐き戻しなどが付いている場合はバケツなどの水で軽く振り洗いをして、汚れの中のタンパク質が固まらないようにします。水は40℃以下を使うのが目安です。
そのあと、再度40℃以下の水と洗剤、液体の酸素系漂白剤を混ぜた洗濯液にスタイを30分から2時間ほどつけ置きします。 つけ置きが終わったらそのまま洗濯機に入れて通常通り洗えば完了です。
タンパク質は時間が経つと固まりやすい性質があるため、汚れたらできるだけ早く洗濯するか、すぐに洗えない場合は予洗いだけでも済ませておくと安心です。
ご紹介した方法は、スタイ以外の赤ちゃん用衣類にも応用できることが多いです。 ただし、衣類によっては漂白剤やつけ置き洗いができない場合もあるため、必ず洗濯表示を確認してから試してください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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