壁を作らない子ども部屋の間仕切り術!3つの方法とメリット・デメリット

壁を作らない子ども部屋の間仕切り術!3つの方法とメリット・デメリット
お子さんの成長や、兄弟姉妹の性別が異なるなどの理由で、子ども部屋を分けたいと考える方は多いかもしれません。 しかし、リフォームで壁を作るのは費用や手間がかかるものです。 ここでは、壁を作らずに手軽に部屋を仕切るための3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
目次

収納を兼ねた家具を活用する間仕切り

最も手軽な方法は、本棚やクローゼットなどの家具を部屋の仕切りとして使うことです。 収納スペースを増やしながら、部屋を自然に分けられるのが大きなメリットでしょう。

また、2段ベッドを中央に置き、カーテンで目隠しする方法もあります。 完全に部屋を分けたい場合は、可動式の間仕切り収納も市販されており、子どものプライバシーを守るのに便利です。

家具を使った間仕切りのメリットは、子どもの成長やライフスタイルに合わせてレイアウトを自由に変えられることです。 一方で、音や光は遮りにくく、部屋が少し狭く感じる場合があります。 また、将来的に家具を処分する必要が出る点にも注意しましょう。

手軽さが魅力の突っ張り棒とカーテン

天井と床に突っ張り棒を設置し、そこにカーテンを通して間仕切りを作る方法もあります。 特別な工具を使わずに簡単に取り付けや取り外しができるのが大きな特徴でしょう。

突っ張り棒とカーテンを使うメリットは、導入費用が比較的安く、家具店や通販で手軽に購入できる点です。 間仕切りが不要なときはカーテンを開けておけるので開放感があり、天井に隙間ができることでエアコンを一台で済ませられるのも利点と考えられます。

デメリットとしては、カーテンは目隠しにはなるものの、音や光、気配はほとんど遮断できないため、プライバシーを守るのは難しいといえるでしょう。

「個室感」を叶えるパネルドア・引き戸

折りたたみ式や引き戸式のパネルドアを使えば、部屋をしっかり区切ることができます。 木目調や窓付きなどデザインも豊富で、部屋の雰囲気に合わせて選べます。

取り付けはリフォーム業者に依頼する方法のほか、自分で設置することも可能です。

パネルドアのメリットは、家具やカーテンよりも個室感が得られることです。 視線だけでなく、光もある程度遮れるためプライバシーを守りやすくなります。 さらに、撤去が簡単なので、子どもが独立したあとに部屋を広く戻せる点も魅力です。

デメリットとしては、壁ほどの防音性はなく、ドアを閉めて使用する場合はエアコンが2台必要になることもあります。

おわりに

リフォームで壁を作らなくても、紹介した方法を使えば手軽に子ども部屋を分けることができます。 どの方法も取り外しや移動が簡単なので、子どもが巣立ったあとも部屋を無駄なく活用できるでしょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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