幼稚園のお弁当箱はプラスチック製のものが多く、油汚れだけでなく意外と落としにくい汚れも潜んでいます。
たとえば、ご飯粒がこびりついたものはでんぷん汚れ、ミートソースなどの赤やオレンジ系の食材は着色汚れとして残りやすいです。 また、水道水に含まれるミネラルが乾燥してできる水垢も、お弁当箱の端に白く残ることがあり、気になっている方もいるかもしれません。
帰宅後のお弁当箱は、まずキッチンペーパーで油汚れをできる限り拭き取っておくのがおすすめです。 その後、パッキンを外してお湯に漬け置きするとよいでしょう。
お湯を使うことで、油汚れが浮きやすくなるだけでなく、でんぷん汚れもふやけて落としやすくなります。 洗うときは、プラスチックに傷をつけないように、スポンジのやわらかい面でやさしく洗いましょう。
一度の洗浄では落ちにくいしつこい油汚れには、スプレータイプの食器用洗剤が効果的です。
プラスチックは油となじみやすいため、目に見えない細かい部分まで油分が入り込みがちです。 スプレータイプなら、こうした細かい隙間まで洗剤が行き渡り、汚れを落としやすくなります。
合成界面活性剤を避けたい場合は、重曹やセスキ水を使った漬け置きを試してみましょう。
日常の除菌には、洗浄後にアルコール除菌スプレーで拭き上げるのが手軽です。
ただし、ノロウイルスなどアルコールでは効果が弱い菌もあるため、より強力な除菌や漂白をしたい場合は、塩素系漂白剤(水1Lに10mlを目安に希釈)がおすすめです。
塩素系漂白剤は、除菌なら約2分、漂白なら約30分のつけ置きが目安です。 一方、塩素ガスの心配が少ない酸素系漂白剤を選ぶ家庭も多く、安全性を考慮しながら使い分けるとよいでしょう。
お子さまのお弁当箱は、カビや食中毒を防ぐためにも、汚れの種類に合わせてきちんとお手入れすることが大切です。 毎日のちょっとした工夫で、お子さまに楽しいお弁当の時間を届けましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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