危ない!イヤイヤ期の子どもが手をつながないときの【冷静な対応と練習法】

危ない!イヤイヤ期の子どもが手をつながないときの【冷静な対応と練習法】
お子さまのイヤイヤ期、手をつないでくれずヒヤリとした経験はありませんか? 子どもの自立の証であるイヤイヤ期ですが、安全面では親として譲れない部分もあるでしょう。 本記事では、手をつなぐのを嫌がる子どもの心理や、安全を守りながら手つなぎを促す方法をご紹介します。
目次

手をつなぐのを嫌がる子どもの心理

1歳から3歳頃に多く見られるイヤイヤ期は、子どもが自分の意志や気持ちを確立していく大切な成長段階です。 手をつなぐのを嫌がるのも「自分で動きたい」「自分の思い通りにしたい」という自己主張の一つと考えられます。

この時期の子どもは言葉でうまく気持ちを伝えられないことも多く、思い通りにいかないと癇癪を起こすことがあります。 親としては大変ですが、成長の証として受け止める姿勢が大切です。

危険な場面で親が取るべき行動

一方で、命に関わる危険な場面では毅然とした対応が必要です。 特に駐車場や交通量の多い道路などでは、手をつながずに歩くのは非常に危険です。

感情的にならず「手をつながないと本当に危ない」ということを、少し大げさなくらいに冷静に伝えることが重要でしょう。 ただし、子どもが「これをすればかまってもらえる」と学習しないように、あくまでも淡々と言い聞かせることがポイントになります。

手つなぎを習慣にするトレーニング

手をつなぐ習慣をつけるには、出発前に「危険な場所では手をつなぐ」というルールを繰り返し伝えるのが効果的です。 まずは短い距離から練習するとよいでしょう。

例えば、公園など子どもが楽しみにしている場所に向かう途中で手をつなぎ、短い距離だけ一緒に歩く方法です。 短い成功体験を積むことで、手をつなぐことが自然な行動になりやすくなります。 嫌がって手を振り払われても、ルールを守る姿勢はぶれずに示すことが大切です。

手をつないだときに忘れないこと

たとえ短い距離でも、子どもが手をつないで歩けたときには具体的に褒めてあげましょう。 「上手に手をつないで歩けたね」など、行動に対して言葉をかけることで次回も自然に手をつなごうとする気持ちにつながります。

どうしても手をつなぐのを嫌がって安全が確保できない場合は、無理に手をつなごうとせず、ベビーカーや抱っこで対応することも大切です。 何よりも子どもの命を守ることが最優先です。

おわりに

イヤイヤ期の子どもへの対応は、親も疲れることがあります。 それでも「危険な場所では手をつなぐ」というルールを理解させ、習慣化するまでは、一貫した態度で練習や声かけを続けることが大切です。

少しずつ成功体験を重ねることで、子どもも安心して手をつなげるようになるでしょう。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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