 
調査によると、お子さまに初めてお留守番をさせる時期は小学1年生からという家庭が最も多く、続いて小学3年生や小学4年生が多いようです。 このことから、多くの保護者が小学校入学を機に留守番を始める傾向があることがわかります。
一方で、約7割の保護者が子どもだけのお留守番に不安を感じており、電話やインターホンには出ないなどのルールを設けている家庭もあるようです。 安全面や防犯の観点から、初めてのお留守番には保護者による事前の準備や対策が欠かせません。
お子さまが一人で留守番をする際は、特に次の3つの点に注意しておくことが大切です。
外出前には、玄関だけでなく全ての窓の鍵が閉まっているかを必ず確認しましょう。 特に集合住宅の2階以上に住んでいる場合は、ベランダからの転落事故にも注意が必要です。
子どもは興味のあるものに手を伸ばしがちです。 ライターやマッチなど火のもとになるものは手の届かない場所に保管し、コンロにロック機能がある場合は必ず使うようにしましょう。
防犯上、知らない人からの電話や訪問には出ないことを約束しておくことが大切です。 子どもが迷わないよう、ルールを具体的に伝えておくと安心です。
お子さまが安心して留守番できるようになるには、事前に少しずつ練習しておくと安心です。 練習を始めるタイミングは、新学期前の春休みなど、時間に余裕のある時期がおすすめです。
練習のポイントは以下の通りです。
1.事前に戸締まりや火の始末を確認する
2.留守番のルールを子どもと一緒に決め、紙に書いて見える場所に貼る
3.最初は日中の30分程度から始め、慣れてきたら1時間、2時間と徐々に延ばす
こうした段階を踏むことで、子どもは安心感を持ちながら少しずつ留守番に慣れていきます。
お子さまに初めてのお留守番をさせる時期は、小学校入学前後が目安となります。 保護者が安全対策をしっかりと確認し、留守番のルールを分かりやすく伝えることが安心して留守番できる環境づくりにつながります。
おやこで事前に話し合い、少しずつ練習を重ねていきましょう。
(おやこのへや編集部)
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
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心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
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