 
生後6ヶ月ごろになると赤ちゃんはおもちゃを手に持って遊び始めますが、この時期はまだどちらの手を使うかは定まっていません。 2歳を過ぎると、スプーンやクレヨンなどを特定の手に持つようになりますが、これは親の動きを真似しているだけのこともあるようです。
利き手は成長とともに何度か変わることがあり、4歳ごろになって初めて固定されると言われています。 そのため、それより小さいうちは「この手が利き手」と決めつけずに見守ることが大切です。
お子さんが左利きだとわかると、生活上の不便さや、祖父母世代の考え方から矯正を考える親御さんもいるかもしれません。 しかし最近は、子どもの個性を尊重して無理に利き手を変えない考え方が広まっています。
無理な矯正は赤ちゃんにストレスを与えることもあります。 お子さんの能力や成長を優先して、温かく見守ってあげましょう。
利き手を知りたいときは、お子さんが自然に使う手を観察してみると参考になります。
たとえば、おもちゃを取るときや物を受け取るとき、転びそうになったときにとっさに出す手などです。 また、ボールを投げるときやスプーン・フォークを使うときも観察すると、どちらの手をよく使うかがわかるかもしれません。
世界の人口の約9割は右利き、約1割は左利きと言われています。 左利きは少数派なので、日常生活で不便を感じる場面もあるでしょう。
ハサミやパソコンのマウス、カメラのシャッターボタンなどは右利き向けに作られていることが多く、左利きのお子さんは使いこなすのに少し時間がかかるかもしれません。
しかし、今は個性を大切にする時代です。 無理に右利きに変えようとするのではなく、左利き用の道具を用意するなど、使いやすい環境を整えてあげることが大切です。
赤ちゃんの利き手が定まる時期や見分け方についてご紹介しました。 利き手の定着には個人差があるため、焦らず、正しい知識を持って見守ることが大切です。
温かい気持ちで、お子さんの成長を見守ってあげてくださいね。
(おやこのへや編集部)
 
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
 
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