注射が怖い子どもへの対処法!恐怖心を乗り越える説明と工夫

注射が怖い子どもへの対処法!恐怖心を乗り越える説明と工夫
注射は子どもにとって大きな恐怖です。 病院嫌いにならないよう、3歳以降の子どもへの伝え方や、家でできる恐怖心を和らげる練習法をご紹介します。
目次

3歳以降は「注射の大切さ」を伝える

大人の話を理解できるようになった3歳以降は「注射をしておくと、病気にかかりにくくなるんだよ」など、注射の大切さを事前に伝えるようにしましょう。

子どもが嫌がるからといって、何の心構えもなく病院に連れて行くのは避けてください。

「騙された」というショックから、病院嫌いになる可能性もあるからです。 必ず事前に注射を受けることを知らせ、心構えができるようにしてあげましょう。

恐怖心を和らげる家での練習

ぬいぐるみや家族を相手に「今から注射をするよ。ちょっとだけちくっとするけど、ほらもう終わりだよ」と、注射の流れを一通りやってみせるのがおすすめです。

デモンストレーションを事前に体験することで「これくらいなら大丈夫」と感じ、泣かなくなる子どもも多いようです。 お父さんやお母さんが患者さん役になったり、子どもがお医者さんになったりするお医者さんごっこも、恐怖心を和らげるのに効果的でしょう。

このデモンストレーションは、状況を理解できない0〜2歳頃の乳児には効果がないと考えられています。 乳児は病院の雰囲気や白衣、身体を抑えられることへの恐怖心を拭えないからです。

乳児に対しては「すぐ終わるよ、頑張ろうね」と声をかけ、注射が終わったらたくさん褒めてあげることが大切です。

泣かずに頑張るための克服方法

注射の前に「ちゃんと注射ができたらご褒美をあげるよ」と約束してみましょう。

もし泣き出してしまっても「注射ができたらご褒美だよ、頑張ろう」と声をかけてあげれば、泣きながらでもご褒美を楽しみに頑張れるでしょう。

ご褒美は高価なものでなくても、好きなお菓子やシールなど、子どもが「頑張ろう」と思えるものを約束するのがポイントです。

おわりに

注射が怖くてたまらない子どもも、大人の話を理解できるようになったら、恐怖心を少しずつなくせるかもしれません。

今回ご紹介した知識と工夫で、おやこの注射タイムをぜひ乗り越えてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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