「冬野菜の王様」の実力!大根が子どもの免疫を支える理由【管理栄養士監修】

「冬野菜の王様」の実力!大根が子どもの免疫を支える理由【管理栄養士監修】
大根は、煮物やサラダ、お漬物など、幅広い調理方法で楽しめる野菜です。親しみやすい野菜のひとつですが、じつは「冬野菜の王様」といわれるほど栄養豊富であることを知っていますか?この記事では、そもそも大根とはどのような野菜なのか、大根に含まれる栄養成分について詳しく紹介します。
目次

大根は、注意点を守れば離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)から与えられる野菜です。 毎日の食事に取り入れやすい野菜なので、以下で紹介する内容について理解し、ぜひ食卓に取り入れる際には子どもにも伝えてみてくださいね。

大根は冬野菜の王様!

大根はアブラナ科の根菜で、スーパーでは1年を通して手に入れることができますが、冬が旬の野菜です。 「冬野菜の王様」ともいわれており、春の七草の「スズシロ」としても知られています。

美味しい大根の選び方は、持ったときにずっしりとした重みがあり、表面にハリとツヤがあるものを選ぶとよいでしょう。

大根に含まれる栄養成分について

大根には、おやこの健康維持に役立つさまざまな栄養成分が含まれています。ここでは、4つ紹介します。

ビタミンC

大根にはビタミンCが含まれています。 ビタミンCには免疫力を高める効果が期待できるため、体調を崩しがちな冬には積極的に摂りたい栄養素です。

また、皮膚や粘膜の健康維持にも役立ちます。

カリウム

大根にはカリウムも含まれており、体の余分な水分を調整したり、血圧の安定に役立つとされています。

カリウムは、体内のナトリウムを体外に排出するのを助ける働きがあるため、塩分を摂りがちな日本人にとって、おやこの健康を守るためにも積極的に取り入れたい栄養素です。

ジアスターゼ(アミラーゼ)

大根に含まれるジアスターゼ(アミラーゼ)は、でんぷんの分解を助ける働きがある酵素です。 消化を助け、胃もたれの緩和にも役立ちます。

ジアスターゼ(アミラーゼ)は市販の胃腸薬にも含まれる成分です。

イソチオシアネート

大根には辛み成分であるイソチオシアネートも含まれています。

イソチオシアネートは、大根おろしのようにすりおろしたり、切ったりすることで生成される成分です。 血栓予防や消化促進などの効果が期待できます。

冬野菜の王様である大根を食べて、おやこで元気に冬を過ごしましょう!

大根は冬が旬の野菜で、ビタミンCやカリウム、ジアスターゼ(アミラーゼ)、イソチオシアネートなどの栄養成分が含まれています。

「冬野菜の王様」ともいわれる大根を食卓に取り入れて、おやこで美味しく楽しく、元気に冬を過ごしましょう。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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