へその緒は、赤ちゃんの誕生記念やお守りとして、日本では大切に保管されることが多いです。 理由としては、将来子どもが成人した際に渡したり、生まれたときの話をしたりするための特別な記念品として残す目的が多いようです。
もちろん、保管せずに処分するという方もいます。 保管する慣習がない、場所がない、または紛失したなど、理由は人によって様々です。
へその緒を良い状態で長期保管するには、十分に乾燥させることが最も重要です。 脱落したばかりのへその緒は水分を含んでいることがあり、そのまま密封容器に入れると、雑菌が繁殖したりカビが発生したりする恐れがあるからです。
乾燥には、へばりつきにくい清潔なガーゼの上に置いておくのがおすすめです。
へその緒の保管に昔から用いられてきたのが桐の箱です。 桐材には、湿度を一定に保つ優れた調湿効果があるため、湿気やカビの発生から大切なへその緒を守ってくれるのが大きな理由です。
また、桐に含まれる成分がカビや害虫の発生を防ぐ作用もあるようです。
へその緒を良い状態で長期保管するためには、通気性や防虫性の高い素材を選ぶことが重要です。 桐製が最適ですが、その他の素材を選ぶ場合は、防虫剤を入れる、こまめに中身を確認するなどの対策を講じることが大切だと考えられます。
保管ケースは、へその緒のみを保管できるコンパクトなものから、乳歯や母子手帳など他の記念となるものをまとめて保管できるサイズのものまで様々です。 また、子どもの名前、生年月日、出生時の身長・体重などを彫刻・記入できるケースを選ぶと、より特別な記念となるでしょう。
へその緒を保管する場合は、調湿効果や耐火性に優れた桐の箱がおすすめです。 赤ちゃんの大切な誕生記念であるへその緒を、少しでも良い状態で長く、大切に保管してください。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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