リビング学習の大きな利点は、子どもが孤立感なく安心して勉強に集中できることです。
おやこでコミュニケーションを取りやすく、疑問にすぐに答えてあげられる点もメリットです。 親の目が行き届くことで安心でき、子ども側も親がいるのでサボりにくいといった特徴もあります。
一方でデメリットとして、一人の方が集中できる子には不向きであったり、何でも質問しすぎることで自分で考える機会が減る可能性があったりするかもしれません。 また、親がイライラして叱る機会が増える可能性も想定されます。
勉強道具によってリビングが散らかってしまうことも、よく挙げられる懸念点です。
狭いリビングで学習机を選ぶ際は、圧迫感を抑えることが重要です。 一般的な棚付きの学習机ではなく、平机(何も上に付いていないシンプルな机)がおすすめです。
平机は収納スペースがない分、スッキリとしていてリビングにも収まりやすいです。 また、一般的な学習机よりも低めに作られていることが多く、リビングの照明や日差しを遮る心配がないのも利点です。
机のレイアウトについては、平机を壁に付けて設置する以外にも、ダイニングテーブルにつなげて置くパターンもおすすめです。 このレイアウトなら、親がダイニングテーブルに座りながら子どもの勉強を見られるため、コミュニケーションを取りやすいです。
ご家庭のリビングの形状に合わせて、最も快適に過ごせる場所を決めてみましょう。
リビング学習のデメリットである散らかりやすさを解消するには、収納の工夫が欠かせません。 狭い間取りでは、コンパクトでスタイリッシュな収納棚を導入することをおすすめします。
特に奥行きを取らないタイプのラックやカラーボックスは、リビングでも使いやすいでしょう。
リビングが物で溢れるのを防ぐには、リビング学習で使うものを最低限に限定することが重要です。 「リビングに置くのはこれだけ」といったルールを子どもと一緒に決めることが、散らかりを防ぐためのコツです。
子ども部屋の収納と役割を分担することで、リビングへの物の集中を防ぐことができるでしょう。
間取りが狭いからといって、リビング学習を諦める必要はありません。
机の選び方、収納の工夫、そしてルール作りといったアイデアを実践して、リビング学習を始めてみませんか?
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01