生後10ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ちや伝い歩きを始めるなど運動機能が発達し、昼間の活動量が大幅に増えます。この時期の理想の睡眠時間は1日あたり約12〜15時間です。
連続して起きていられる活動時間の目安は3時間半〜4時間程度です。 この時間を超えるとぐずりの原因になるため、昼寝や就寝時間の目安にすると良いでしょう。
この時期には既に昼夜の区別はついていますが、夜は7時〜8時に就寝し、朝は7時〜8時に起床するというサイクルを意識することが重要です。 就寝時は部屋を暗くし、朝はしっかりと朝日を浴びるようにすることで、睡眠サイクルが整いやすくなります。
寝かしつけをスムーズにするために、快適な環境を整えることが大切です。 エアコンで温度を調節し、部屋を暗くするのはもちろん、遊ぶ空間と寝室を分けるのがおすすめです。
寝室にはおもちゃを置かず「眠るときに安心するぬいぐるみだけ」を置くなどの工夫をすることで、寝室に入ること自体を入眠儀式の一部にできるでしょう。
抱っこやおんぶでの寝かしつけは、体重増加に伴い親の負担が大きくなりますし、赤ちゃん自身で眠る力がつきにくくなります。
そこで、絵本を読む、子守唄を歌う、マッサージをするなどの入眠儀式を毎日同じ条件で取り入れてみましょう。まずは夜だけでも背中トントンといった方法に切り替えるのがおすすめです。
また、授乳や添い乳で寝かしつけをしている場合、眠りが浅くなったり、断乳や卒乳の際に時間がかかったりすることがあります。 離乳食が3回食になる1歳前後で卒乳を考える方が多いため、スムーズに移行できるよう、この時期から授乳以外の入眠方法を徐々に導入していくと良いでしょう。
生後10ヶ月は、1歳以降の生活リズムや卒乳に向けて入眠方法を見直す大切な時期です。
赤ちゃんの睡眠時間や眠りの深さ、卒乳のタイミングはそれぞれ異なりますが、今回ご紹介した様々な入眠方法を試しながら、その子に合った寝かしつけの方法を見つけましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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