こんにちは!3人育児に奮闘中のママライター、タキザワです。
日頃から見つけやすい身近な虫といえば…ダンゴムシ!
チョコチョコした動きに、丸まった時のコロンとしたフォルムは子どもに大人気♡
子どもが突然しゃがみこんだと思ったら、ダンゴムシを捕まえていた…というのはよくある話です。
わが家の子どもたちもダンゴムシが大好き♡
登園途中に捕まえては園バスに一緒に乗ろうとして、筆者や先生に止められています(笑)。
そんな身近なダンゴムシですが、飼育したことがあるという人は少ないのでは?
ダンゴムシって何を食べるの?石やコンクリートを食べるって本当…!?
ダンゴムシの驚くべき生態、そして飼育のポイントを紹介します♪
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ダンゴ「ムシ」という名前ですが、じつはダンゴムシはエビやカニと同じ甲殻類!
いわれてみれば、ダンゴムシの体を覆う殻はエビの殻やカニの甲羅に似ていますね。
そんなダンゴムシの食性は「雑食」。
食性とは、動物の食べ物の種類や食べ方についての習性のこと。肉を食べるライオンは「肉食」、草を食べるシマウマは「草食」ということですね。
雑食というと何でも食べるイメージですが、ダンゴムシは普段どんなものを食べているのでしょうか?詳しく見てみましょう!
ダンゴムシが一番よく食べているのが「枯葉」。
しかし落ちたばかりの硬い枯葉はあまり好まず、腐食度合いが進んだ柔らかい枯葉を好みます。
特にサクラやクヌギなどの薄く、柔らかい枯葉は大好物♡逆にクスノキやクロマツなどの分厚くて硬い枯葉は避ける傾向があります。
ダンゴムシは水を直接飲まない分、野菜や果物を食べて水分を摂取しています。
特に好きなのは、レタスやキャベツなどの葉物野菜やナス・イチゴなどの水分の多いもの。
イチゴを食べているダンゴムシはかわいくて、ずっと眺めてしまいますね♡
「え!?ダンゴムシにチーズ!?」と驚くかもしれませんが、ダンゴムシはチーズが好きなんです!
その理由はまだ明確にわかっていませんが、「においが強いため」「食感が柔らかいため」などいろいろな考察があります。
ダンゴムシは枯葉や野菜、果物などの植物だけではなく、セミなど昆虫の死骸も食べます。 ダンゴムシはこうした炭素を含む有機物を食べて体内で分解し、糞として出して土に戻すことから、益虫として扱われることがあります。
雑食であるダンゴムシは、新聞紙やダンボールなどの「紙」も食べます!
ただしそのままではなく、湿って柔らかくなったものがお好みのよう。「ダンボールそのものではなく、ダンボールを腐らせている微生物を食べているのではないか」という説もあり…。ますます興味がわいてきますね!
なんとダンゴムシはコンクリートや石まで食べるんです!
いくら雑食とはいえそこまで!?という感じですが、ダンゴムシの体を覆う殻はカルシウムでできています。この殻は外敵から身を守るための鎧のような役割をしており、この殻を保つためにはカルシウムが必要不可欠なんです。
ダンゴムシがコンクリートや石を食べるのは、殻を作るカルシウムを求めてのことだったんですね!
思っていた以上に雑食なダンゴムシ。飼育するのは、じつはとっても簡単なんです! ダンゴムシの飼育に欠かせないポイントをまとめました☆
ダンゴムシは湿った場所が大好き。よく湿った落ち葉や石の下にいることが多いですよね。
そんな環境を再現するために、湿った落ち葉や土を敷いてあげましょう。昆虫用に販売されている腐葉土がおすすめです♪
ガーデニング用の腐葉土は農薬が入っている場合があるので、避けてくださいね。
容器はなんでもOK!プラスチックケース、スーパーのお惣菜用パックなどは手ごろですし、見映えよく見せたいなら、金魚鉢やガラスのボウルなどがいいですね♡
ダンゴムシは前述したとおり、枯葉が主食。家の周りに落ちている枯葉を拾ってくるのもいいですが、中には殺虫成分があるものもあるので、不安な場合はペットショップで販売している昆虫用の落ち葉や野菜くずがおすすめです。
そしてぜひ定期的にあげてほしいのが、金魚の餌!ダンゴムシに必要なタンパク質やカルシウムを摂取することができます。
ダンゴムシに金魚の餌…というのも不思議な感じですが、ぜひ準備しておいてくださいね♪
ダンゴムシはとにかく乾燥した環境が苦手。定期的に霧吹きで水をかけて、保湿してあげましょう。
しかしそこで気を付けたいのが、ダニやカビの発生。
ダニは飼育セットを作る前に腐葉土を一度乾燥させたり、冷凍してから使うことで予防ができます。
また、カビは餌の野菜くずや金魚の餌をこまめに交換したり、餌皿を作って直接地面に触れさせないことで、発生を予防できます。餌皿はペットボトルのキャップなどでOKですよ♪
「ダンゴムシのことをもっと知りたい!」という子どもには、ダンゴムシの専門書がおすすめ♡ 憧れのダンゴムシ博士になれちゃう!?子どもにもわかりやすくまとめられた、ダンゴムシの本を紹介します!
ダンゴムシの魅力にとりつかれ、200以上の地域で採集した数十万匹のダンゴムシを飼育する生き物ライター・奥山風太郎さんの著書。
さまざまな種類のダンゴムシの紹介や飼育のポイントなど、世界中のダンゴムシのことを知ることができます。
レアカラーのダンゴムシがずらっと並べられている写真は圧巻ですよ!
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ダンゴムシの生態、飼育方法など、ダンゴムシの基本をしっかり網羅。ダンゴムシ初心者にまずおすすめしたい1冊です。
3~5歳の幼児向けに、ダンゴムシを紹介している写真絵本。
ダンゴムシが丸くなる理由や食べ物などについて、子ども向けに丁寧に解説されています。
ダンゴムシの赤ちゃんや、ダンゴムシが脱皮した殻を食べている様子など、普段なかなか見れないダンゴムシの様子を超拡大写真で紹介!
子どもも大人も見入ってしまうこと間違いなしです☆
「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシの生態を、ぬくもりのある貼り絵で紹介してくれる自然観察絵本。
ダンゴムシが自分のことを語る口調がかわいくて、読みながらほのぼのとした気分になります。虫が苦手なママパパも、この絵本なら子どもと一緒に楽しめるのではないでしょうか?
じつはダンゴムシは迷路の達人!ブロックで簡単に迷路が作れる飼育ケースです。
ダンゴムシが迷路を抜ける様子や、普段の生活の様子を間近でじっくり観察できます。
ガイドブックつきなので、ダンゴムシの飼育は初めてという人も安心です♡
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身近だからこそ、知らないことがたくさんあるダンゴムシ。知れば知るほど、不思議で魅力的な存在ですね。
飼育してみると、また新たな発見があるかも!?ダンゴムシ好きのお子さんと、ぜひチャレンジしてみてください♪
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ライター タキザワミユキ
何にでも興味津々なやんちゃな3兄妹を育てるママライター。留学・語学学校での勤務経験を活かし、さまざまなテーマで執筆しています。子供たちの笑顔が毎日の癒し!子供の成長はあっという間だなと実感する日々です。
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