背中スイッチは間違い?9ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけ成功術

背中スイッチは間違い?9ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけ成功術
生後9ヶ月頃になると、生活リズムが整い始める一方で「抱っこで寝たのに布団に置くと起きてしまう」という「背中スイッチ」に悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。 この記事では、9ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけの特徴を踏まえ、入眠儀式の取り入れ方や、背中スイッチの正体とそれを乗り越えるための布団への下ろし方のコツを紹介します。
目次

9ヶ月の赤ちゃんの寝かしつけと生活リズム

9ヶ月の赤ちゃんは、離乳食が1日2回になり、昼寝も1日1回に収まってくる頃です。

注意したいのは、昼寝の時間です。 夕方近くまで寝てしまうと夜の就寝に影響するため、15時〜16時までには起こすなど調整しましょう。

意思表示はできるようになりますが、遊びと眠りの区別はまだ難しい時期です。 入眠儀式などを取り入れ、寝るための環境を整えてあげましょう。

効果的な寝かしつけの鍵となる「入眠儀式」

赤ちゃんに「これから寝る時間だよ」と理解してもらうために、毎日同じ手順で行う入眠儀式(ねんねの習慣)が非常に効果的です。

「お風呂→歯磨き→絵本→ねんね」のように、ご家庭で無理なく行える習慣を決め、毎日欠かさず行うことが大切です。その際、お気に入りのぬいぐるみやタオルを持たせてあげると、安心感を覚えてスムーズな入眠につながりやすくなります。

抱っこによる寝かしつけも効果が高いですが、9ヶ月頃になると重くなります。 5〜10分程度で無理せず、ダメなら別の方法を試すなどしましょう。

「背中スイッチ」の正体と布団への下ろし方

寝た赤ちゃんを布団に置くと起きてしまう「背中スイッチ」。 最近の研究では、その正体は「お腹」にあると考えられています。 抱っこから離れる際にお腹が離れ、「落ちる」と感じて心拍数が上がることで起きてしまうのです。

布団におろす際は、赤ちゃんの体とお腹を密着させた状態を保ちながら、ゆっくりと布団に下ろすことが成功のコツです。

それでも起きてしまう場合は、添い寝をするのも良い方法です(最も多く実践されています)。 また、寝る前の授乳も、満足感から眠気を誘いやすくなるため効果的です。

おわりに

9ヶ月頃の寝かしつけは大変に感じるかもしれませんが、赤ちゃんは日々成長しています。 お子さまの成長に合わせて寝かしつけの方法も変化していきますので、色々な方法を試しながら、おやこともに安心して眠れる時間を作ってくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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