レストランで…向かいの家族に違和感。ふと足元を見た瞬間⇒「おいっ!!」父親から子どもを奪い取ったワケ…

レストランで…向かいの家族に違和感。ふと足元を見た瞬間⇒「おいっ!!」父親から子どもを奪い取ったワケ…
日常生活を送る中で飲食店を利用する方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな『飲食店で起きたトラブルエピソード』を紹介します。
目次

フォークの導き

ある日、妻と子どもと3人で某イタリアンレストランへ食事に行ったときのことです。 私と子ども、そして妻の二手に分かれて席に着き、注文を済ませて待っていました。

子どもはまだ3歳なので、じっと座っていることができません。 目を離すとすぐに立ったり遊んだりしてしまうため、いつも注意して見ています。

しかしその日は少し目を離した隙に、子どもがテーブルの上の食器入れからフォークを出して遊び始めてしまいました。 「危ないからダメだよ」そう注意しようとした瞬間、子どもが手元を滑らせてフォークが通路を挟んだ向かいの席へ飛んでいってしまったのです。

私は慌てて席を立ち、フォークを拾いに行こうとしました。

向かいの席には、私たちと同じような子連れのお客さんがいました。 お母さんは席を外しているようで、お父さんがスマホを操作しながら一人で座っています。 お父さんはスマホを見ながらも、片手で我が子が座る子ども用椅子の背もたれに手を添えていました。

しかし、その様子にふと違和感を覚えました。 子ども用の椅子に子どもの気配がなく、なんでいないんだろう?と不思議に思ったのです。

そして「フォークが飛んでしまって…失礼しました」と声をかけようと近づき、ふとテーブルの足元に目をやった瞬間。 私は血の気が引くのを感じました。

なんと、そこのお子さんが椅子の隙間から身体が落ちかけ、首が挟まった状態でつま先立ちになっていたのです。

私は「おいっ!子どもが引っかかってる…!」と慌てて椅子に添えている父親の手を剥がし、強引にお子さんを奪い取るようにして引きずり出しました。 その様子を見て、ようやく父親はスマホを置いて顔面蒼白になりました。

幸い、すぐに気づいて強引にでも助け出したおかげで、そのお子さんに怪我はありませんでした。 しかし、あのまま数分でも気づかずにいたらと思うと……今でもゾッとします。

(男性/32歳/会社員)

「大丈夫」の一瞬が、思わぬヒヤリに

ほんの小さな油断が大きな不安につながることもある子育て。 毎日同じ空間にいても、危険はすぐそばに潜んでいると改めて気づかされます。

忙しい日常の中でも、なるべく目を離さないよう心がけたいですね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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