「二分の一成人式」とは?10歳の節目に成長を祝う意義

「二分の一成人式」とは?10歳の節目に成長を祝う意義
近年、小学校の行事としても広がりを見せている「二分の一成人式」。 10歳という節目の年に、子どもの成長を祝い、家族への感謝を再認識する新しい行事です。 その起源や、学校で導入が進む目的、具体的な内容について紹介します。
目次

二分の一成人式が持つ3つの目的

二分の一成人式は、無事に10歳まで大きくなったことを周囲が祝い、これからの更なる成長を願うというお祝いの目的があります。 小学校の高学年になる前にこの行事を行うことで、子ども自身に「大きくなった」という自覚が芽生えます。 自分の過去と将来の夢を考えるきっかけとなり、精神的な成長を後押しするのです。

また、普段はなかなか伝えられない、家族への感謝の気持ちを伝える場でもあります。 学校では家族への手紙の作成などがよく行われているようです。

小学校での実施内容と広がり

二分の一成人式は、学習指導要領には記載されていないため、学校によって実施の有無や内容は異なりますが、導入する小学校は増えています。 実施時期は、年度末の1月下旬から3月上旬頃が多いようです。

小学校で行われる代表的な取り組みには、以下のようなものがあります。

手紙の交換:子どもから家族へ、または親から子どもへ感謝の気持ちを手紙に綴り、交換します。

歌や写真の披露:学年全体で歌を歌ったり、赤ちゃんの頃からの写真を使ったスライドショーを上映したりして、成長を振り返ります。

将来の夢の発表:10歳を区切りとして、将来の夢を発表する場を設けることで、自分の進む道を意識するきっかけを作ります。

おわりに

10歳という大切な節目に行う二分の一成人式は、お子さまの成長への自覚を促し、家族の絆を深める良い機会となります。 学校行事として実施されない場合でも、記念写真を撮るなど、ご家庭でお祝いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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