お正月に義実家へ帰省したときのことです。 義実家では毎年、親戚一同が集まっておせちを食べるのが恒例行事。 今年も豪華な料理が並び、最初はみんな和気あいあいと食事を楽しんでいました。
しかし、以前から少しトラブルメーカー気味だった叔母の行動で、空気は一変します。 なんと、叔母がみんなで突く大皿のおせちに、自分が口をつけた“直箸”を平気で伸ばし始めたのです。 衛生面も気になりますし、周りの親戚も引きつった笑顔で固まっています。
見かねた義母が「みんなで食べるものだから、取り箸を使ってね」とやんわり声を掛けました。 本来なら「あ、ごめんね」の一言で済むような、本当に些細な出来事です。
ところが、叔母の表情は一瞬で険しくなり「身内なんだから水臭い! 私のことが汚いって言うの!?」とまさかの逆ギレ。 「せっかく美味しく食べてたのに気分が悪い」と大声でわめき散らした挙句、最後には信じられない行動に出ました。
叔母は「もういい、あんたらとは二度と会わん!」と叫ぶや否や、持っていた箸をテーブルに勢いよく投げつけたのです。 さらに玄関を出る間際「今度会うときは葬式やな!」という強烈な捨て台詞を残し、嵐のように去っていきました。
残されたのは、無惨に散らかったお箸と、凍り付いた空気だけ。 お箸のマナーという小さなきっかけから、まさかの絶縁宣言にまで発展した、衝撃的なお正月の思い出です。
(女性/45歳/サービス業)
親戚づきあいは難しいことも多いですよね。 近すぎず遠すぎず…どんな距離感がちょうどいいのか悩むこともあります。
みなさんも自分の気持ちを大切にしつつ、無理のない形で関係を築いていけますように。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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