「繊維」が多くて食べにくい?赤ちゃんの水菜は離乳食後期から!誤嚥を防ぐ調理のコツ【管理栄養士監修】

「繊維」が多くて食べにくい?赤ちゃんの水菜は離乳食後期から!誤嚥を防ぐ調理のコツ【管理栄養士監修】
スーパーで手に入れやすく、幅広い料理に活用できる水菜は、鍋料理やサラダなどで活躍してくれる野菜です。そんな水菜は何歳から食べることができるのでしょうか?この記事では、水菜は何歳から食べられるのか、与えるときの注意点について紹介します。
目次

水菜は、β-カロテンやカルシウム、ビタミンC、鉄などを豊富に含む、冬が旬の緑黄色野菜です。 寒い季節には鍋料理に加えることで体が温まり、さらに美味しく味わえます。 そんな水菜をおやこで一緒に楽しむことができたら嬉しいですよね。

今回は、水菜は何歳から食べられるのかについて、以下で詳しく紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

水菜は何歳から食べられる?

水菜は葉の部分をペースト状にすれば、離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)から与えられるとされています。 ただし、繊維が多く赤ちゃんには食べにくい食材です。

そのため、離乳食後期(生後9~11ヶ月ごろ)から与え始めるのがおすすめです。 離乳食後期では葉も茎も使用できますが、葉と茎はそれぞれやわらかくゆでてからみじん切りにして与えましょう。

大人はサラダとして生で食べることもありますが、離乳食期では加熱が必要です。

与えるときの注意点について

子どもに水菜を与えるときにはいくつか注意点があります。ここでは、ふたつ紹介します。

アレルギーに注意する

水菜は栄養豊富な緑黄色野菜ですが、まれにアレルギーを引き起こす可能性があります。 そのため、初めて与える際は加熱をして、少量から始めてください。

万が一アレルギーを発症した場合でもすぐに病院に行けるように、かかりつけの病院が開いている平日の午前中などに与えましょう。

誤嚥・窒息に注意する

水菜は窒息を起こしやすい食品として「固く噛み切りにくいもの」の中に含まれています。 そのため、必ずやわらかくゆでて細かくし、場合によってはとろみをつけてあげるなど、赤ちゃんが食べやすいように工夫して与えましょう。

また、与える際は必ず見守りながら、赤ちゃんの様子を確認することが大切です。

注意点に気をつけながら、おやこで水菜を楽しみましょう!

水菜は、アレルギーや誤嚥・窒息などに注意すれば、離乳食後期(生後9~11ヶ月ごろ)から与えられる野菜です。 栄養豊富で、1年を通して手に入れやすいのが嬉しいですよね。

旬の冬の時期には鍋料理などにして、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

ライター/監修者:haya(管理栄養士)

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監修者

管理栄養士 haya

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執筆者

管理栄養士 haya

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