お子さまの片付けは、一人で歩けるようになる1歳頃から、おもちゃを箱に「入れる」という簡単な作業から始めましょう。 おもちゃ箱をそばに置いて「ここに入れようね」と具体的に声をかけてあげると、自分で片付けができるようになります。
絵本なども同じ頃から挑戦できますが、本を立てて戻すのは意外と難しい動作です。 親が本の間に隙間を作ってあげて、片付ける場所をはっきりと示してあげるとスムーズに戻せます。
また、衣類の片付けは、幼稚園や保育園での生活に向けた「自立」につながる大切なステップです。 まずは上着をハンガーにかけるなど、簡単な動作から少しずつ練習を始めていきましょう。
片付けができないのは、子どもにとって「収納が難しすぎる」のが原因かもしれません。
「ポイ投げ」収納: ブロックなどは、蓋のないオープンな大きめのカゴを用意して「放り込むだけ」で済むようにしましょう。 アクション数が少ないほど片付けはスムーズになります。
子ども目線の配置: 引き出しは力が弱いうちは開けにくいことがあります。 よく使う一軍のおもちゃは、オープン棚やカラーボックスなど、ワンアクションで出し入れできる場所に配置しましょう。
「寝る前」や「夕食前」など、一日のうちで「お片付けタイム」を決め、ルーティン化しましょう。 生活の一部にすることで抵抗感が減ります。
「片付けなさい」という言葉は、子どもには抽象的すぎて伝わりません。 「このブロックを、あの赤い箱に入れてね」と、具体的でわかりやすい指示を出してあげてください。
子どもが自分で片付けを終えたら「きれいになって気持ちいいね!」「助かったよ!」と思い切り褒めてあげましょう。親に認められる喜びが、次への意欲になります。
子どもの頃に身につけた片付けの習慣は、大人になってからの生活を快適にしてくれます。 正しい知識を持って、お子さまの成長に合わせて焦らずサポートし、おやこで楽しみながら片付けの習慣をつけていきましょう。
(おやこのへや編集部)
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01