忘年会で…「一言いいですか？」マイクを握る部下に違和感。直後⇒「ふざけるな！」部長が退店したワケ…

戦慄のモノマネショー

会社の忘年会で私が幹事を務めたときの話です。

支社長を含め総勢25名が集まり、会は終始和やかな雰囲気で進んでいました。終盤、若手社員による恒例のスピーチも無事に終わり、そろそろお開きか…と思ったそのときです。

「あの、私も一言いいですか？」

ある男性社員がスッと手を挙げ、マイクを握りました。いつもは静かな社員だったので、その行動に少し違和感を覚えましたが、皆酔いも回っているし…と彼に任せることに。しかし、それが地獄の始まりでした。

なんと、彼が始めたのは社員の“モノマネ”ショー。最初は特徴を捉えた面白い内容で笑いが起きたものの、私（幹事）の番になったあたりから雲行きが怪しくなりました。特徴を大げさにデフォルメされ、小馬鹿にされたような不快感を覚えたのです。

そして、ターゲットが部長に移った瞬間でした。彼は部長の口調や仕草を、あろうことか“悪意たっぷりに誇張”して演じ始めたのです。

会場の空気がピリついたのも束の間、

「ふざけるな！！」

部長の怒号が店内に響き渡りました。「いい加減にしろ！」と顔を真っ赤にして激怒した部長は、そのまま荒々しく退店。残されたのは、酔いが一瞬で覚めるほど凍り付いた空気と、顔面蒼白の男性社員だけ…。

翌日からの業務が地獄のような空気になったのは、言うまでもありません。

（男性/40歳/会社員）

忘年会は本来、一年の労をねぎらう楽しい場であるはずです。思わぬトラブルで、モヤモヤしたまま終わるのは避けたいですよね。

参加者全員が「楽しかった！」と笑顔で一年を締めくくれるような、素敵な時間を過ごしたいものです。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。