当時、まだ娘が2歳ぐらいのときのことです。 夫が残業で、いつもより少し遅く帰ってきた日でした。
普段から夫は食事の支度などを手伝ってはくれず、夫の帰宅に合わせて温かいご飯を用意するのが当たり前という家庭でした。 その日も、夫が着替えを済ませている間にご飯を温め、配膳もすべて完了。 あとは夫が食べるだけの状態にしておきました。
まだ子どもが起きていて少し騒がしかったので、食事の邪魔にならないよう、私は少し離れた場所で子どもの相手をしていました。 すると、夫から「ご飯おかわり」との声が。
私は子どもの相手をして手が離せなかったため「自分でご飯をよそってくれない?」と伝えました。 すると夫は信じられない一言を放ったのです。
「無理。じゃあ母さん呼ぶ」
意味がわかりませんでした。 冗談かと思いきや、夫は迷わず義母へ電話をかけて「あ、母さん? 俺だけど。〇〇(私)がおかわりよそってくれないんだ」とまるで小学生の言いつけ口調。
電話を切った夫に「なんで電話したの?」と問いただすと、夫はキョトンとした顔でこう言い放ちました。
「だってお前がやらないなら、母さんに来てもらうしかないだろ? 俺は疲れてるし」
夫の頭の中には「自分でよそう」という選択肢が、最初から存在すらしていなかったのです。 そのあまりに理解不能な理屈に、怒りを通り越して背筋が凍りました。
(女性/34歳/会社員)
結婚生活では、パートナーのちょっとしたこだわりや価値観の違いに戸惑うこともありますよね。 コミュニケーションを大切にして、お互いが納得できる形を見つけていきたいものです。
自分たちらしいペースで、焦らずゆっくり歩んでいけますように。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#7
2024.09.17
【後編】父の病気に気づいたまさかの理由
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#8
2024.09.17
運動会で…昼食時、保護者がまさかのバーベキュー開始。学校が注意した結果⇒【...
2025.10.03
子どもを守る防災教育~楽しい学びと学校の取り組み~
2024.08.05
運動会で…確保した場所に見知らぬ保護者が“当然の顔”で相席。言葉を失った直...
2025.10.01
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#9
2024.09.17
絶対に開けてはダメと言われた壁の向こうには…#10
2024.09.17
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想外の...
2025.09.01
『ガチャガチャ』深夜の自宅で聞こえた“奇妙な物音”に違和感…直後⇒予想もし...
2024.08.01