遊びながら算数に強くなる!100玉そろばんの活用法

遊びながら算数に強くなる!100玉そろばんの活用法
「数の概念」や「計算の基礎」を遊びながら学べる100玉そろばんは、算数脳を育む知育玩具として注目されています。 玉を動かす実体験を通じて、小学校で算数に苦労しないための土台を作ることができます。 効果的な遊び方と、段階的な学習方法を紹介します。
目次

自由な遊びと数唱で基礎を身につける

100玉そろばんを使い始める際は、まず子どもが自由に触れ、指先を使って玉を動かす楽しさを体験させてあげましょう。 玉をパチパチと動かす行為そのものが指先の練習になり、脳に良い刺激を与える効果も期待できます。

操作に慣れてきたら、玉を右から左に動かしながら数を数える練習へと進みましょう。 最初は10まで、次に20までというように、スモールステップで進めることで子どもも達成感を味わいやすくなります。

100玉そろばんの大きな利点は、10個ごとに色が変わるなど「10のかたまり」を視覚的に意識できることです。 これを利用して、逆から数える練習や、2ずつ、5ずつ数える練習にも挑戦し、数の法則に気づくきっかけを作っていきましょう。

分解・合成からたし算・引き算へ

次に、1段目の玉を1と9、2段目を2と8というように分け、「1と9で10」と読み上げながら玉を動かしてみましょう。このように数を分けることで、10になる数の組み合わせを視覚的に捉えられるようになり、繰り上がりのあるたし算・引き算の重要な基礎になります。

こうした分解・合成が理解できたら、いよいよ実際の計算に挑戦です。 例えば「4−1」の場合は、4つの玉を左に寄せ、そこから1つの玉を右に戻すというように、玉の動きを通して数の変化を体験させます。

100玉そろばんを使った計算を繰り返すことで、将来的に暗算をする際にも、頭の中にそろばんの玉が浮かぶようになる効果が期待できます。

おわりに

100玉そろばんは、遊びながら自然に数の概念を身につけられる優れたツールです。 小学校入学前に、算数の土台作りとして、ぜひおやこで楽しみながら取り組んでみてくださいね。

(おやこのへや編集部)

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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