駐車場で…『止まって！降りて！』車に駆け寄る見知らぬ男。直後⇒男「下、見て！」覗き込んだ先に「嘘…！」

旅の終わりの冷や汗

私には高校時代からの仲良し5人グループがいます。卒業してからも変わらず仲が良く、その日は久しぶりに皆で2泊3日の旅行へ出かけました。

旅の最終日、レンタカーを返却する前の最後の楽しみとして、食べ歩きをすることに。しかし、なかなか駐車場が見つかりません。仕方なく少し狭い駐車場に妥協して停めることにしました。

慣れない土地での運転に少し不安はありましたが、なんとか無事に駐車完了。私たちは美味しいグルメを堪能し、楽しい時間を過ごしました。

そして駐車場に戻り、車を出して「さあ、レンタカー会社へ返しに行こう」とした、そのときです。近くにいた男性が「ああっ！！止まって！降りてきて！」と大きな声を上げ、運転席まで駆け寄ってきたのです。

驚きつつも「どうしたんですか？」と尋ねると「下、見て！下！」と言うので、言われるがまま車を降りました。

そして男性が指さす先を覗き込むと、なんと車を思いっきり擦ってしまっていたのです。狭い駐車場のサイドミラーには映らない死角、車体の下の方に小さなポールが隠れていたのでした。

「嘘でしょ…レンタカーで…」とパニックになりながらも、すぐに警察へ連絡することに。幸い保険に入っていたため金銭的な大事には至らず、レンタカー会社の方に平謝りして帰路につきました。

とはいえ、友人といるときに警察を呼ぶなんて初めての経験だったので、ヒヤヒヤした旅の締めくくりとなりました。

（女性/19歳/学生）

慣れない土地での運転はどうしても緊張してしまいますよね。とにもかくにも、お怪我がなくて本当によかったです。

この体験を教訓として心に刻んで、これからの安全運転に活かしていきたいですね。

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。