おやこで楽しむ知育！ピタゴラスプレートの簡単な作り方とコツ

手作りの際は精度と美しさを大切に

ピタゴラスプレートは、子どもの感覚を育むモンテッソーリ教育の教具としても活用されます。 感覚教具は「美しさ」や「正確さ」がとても重要です。

手作りする場合も「遊べれば十分」と妥協せず、できるだけ丁寧に仕上げることを目標にしましょう。 きれいな形や色のプレートは子どもの興味を引き、豊かな感性を育みます。

おすすめ材料は両面マグネットシート

手軽に作るなら「両面吸着のマグネットシート」がおすすめです。 裏表で色が違うため、組み合わせる楽しさが広がります。

色付きのものを選べば、剥がれる心配もなく耐久性も安心です。 100円ショップでも購入できるので、まずは練習として試してみるのも良いですね。 厚みがあるほど丈夫で磁力も強くなりますが、重さも増すため、お子さまの年齢や扱いやすさに合わせて選んでください。

形を決めて正確に下書きしよう

初めて遊ぶ小さなお子さまには正方形や正三角形などの基本形、算数の理解を深めたい場合は二等辺三角形など、目的に応じて種類を考えます。 形が決まったら、定規を使って正確にシートへ下書きをします。

大きさは、子どもの手に馴染みやすい「一辺75mmの正方形」を基準にするのがおすすめです。 誤差があると遊ぶときに隙間ができてしまうため、慎重に計測しましょう。

カッターで丁寧に切り出し完成へ

下書きができたら、カッターと定規を使って線の上を正確に切り出します。 厚みのあるシートを切るときは力が必要なこともあるため、怪我をしないよう十分に注意してくださいね。

切りっぱなしだと角が鋭利で危ないため、最後に角を少し丸くカットして安全対策を施せば完成です。 手作りならではの温かみのある教具で、図形遊びを思い切り楽しみましょう。

おわりに

ピタゴラスプレートは、工夫次第で自宅でも本格的なものが作れます。 材料選びや丁寧な加工にこだわれば、長く遊べるお気に入りのおもちゃになるはずです。 ぜひ世界に一つだけのプレートを作って、お子さまと一緒に図形の世界を楽しんでくださいね。

（おやこのへや編集部）