ベビーカーから落ちかけた子どもを救った私。数日後、自宅前で⇒「あの…」判明した母親の正体に「え！？」

スルリと抜けた、その先に

ある日、市役所へ行くためにバスを利用したときのことです。

車内には、ベビーカーを押した妊婦さんが乗っていました。大きなお腹で移動する大変さが分かるため「頑張れ…！」と心の中でエールを送っていました。

降りる停留所が近づき、私が先にバスを降車。その直後、後ろで妊婦さんが運賃を支払っている一瞬の隙でした。なんと、子どもがベビーカーから抜け出し、道路へ転がり落ちそうになったのです！

私はとっさに手を伸ばし、間一髪でその子を受け止めました。妊婦さんは「ありがとうございます…！」と涙目で何度も頭を下げてくれ、何事もなくてよかった、とその場を後にしました。

それから数日後。自宅の前で、見知らぬ女性から「あのー…」と声を掛けられました。振り返ると、そこにはなんとあのときの妊婦さんが立っていたのです。

驚いたことに、妊婦さんは目と鼻の先に住むご近所さんだったのです。趣味も合うことが分かり、今ではとても素敵なママ友になりました。

（女性/36歳/主婦）

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。