バスで…「ありがとう」と毎日運転手に伝える高校生。数年後、就職先の窓口で⇒「君って…」衝撃の結末に涙…

バスで…「ありがとう」と毎日運転手に伝える高校生。数年後、就職先の窓口で⇒「君って…」衝撃の結末に涙…
毎日の通勤や通学に欠かせない公共交通機関。 今回はそんな公共交通機関にまつわる『心温まるエピソード』をご紹介します。
目次

毎朝の「ありがとう」

今から20年以上前、私が高校生だった頃の話です。 田舎に住んでいた私は、通学のために毎日同じ時間のバスを利用していました。

特に意識していたわけではないのですが、私はバスを降りる際、必ず運転手さんに「ありがとうございました」と伝えるのが習慣になっていました。 特になにか意味があったわけではありませんが、毎日の日課のようなものでした。

その後、高校を卒業し、地元の金融機関に就職してしばらく経ったある日のことです。 窓口に来店された年配の男性のお客様が、手続き中、なぜかニコニコしながら私の顔をじっと見てくるのです。

少し不思議に思っていると、手続きの最後に男性がふと口を開きました。

「君って…昔、毎日バスで『ありがとう』って言ってくれてた子だよね?」

その言葉にハッとして顔をよく見ると、なんとその方は、高校時代に毎日乗っていたバスの運転手さんだったのです!

「運転手をやっていて、君のその言葉が本当に嬉しかったんだよ。覚えていてくれてありがとう」

まさかの再会と温かい感謝の言葉に、驚きとともに思わず涙がこぼれそうになりました。 それから運転手さんはよく窓口に来てくださるようになり、今でもその不思議なご縁に感謝しています。

(女性/40歳/会社員)

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。

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監修者

おやこのへや編集部

心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。

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