私「定期券落としました」駅員「届いてます」翌日⇒友人「昨日さ…」明かされた【衝撃の真相】に驚愕して…

うっかりと強運

学生時代、私はかなりうっかりした性格で、3年間で3度も定期券をなくしてしまいました。ただ、運や周りの人間には恵まれていたようで、不思議なことに3度とも無事に戻ってきたのです。

中でも忘れられないのが、3度目の紛失時のことです。焦って駅の窓口へ駆け込み「すみません、定期を落としてしまって…」と半泣きで伝えると、なんと駅員さんが「あ、届いてますよ」とすぐに差し出してくれたのです。

「よかった～！」と胸を撫で下ろし、その日はホッとして帰宅しました。

しかし翌日、学校で友人に「昨日さ、うちの親がこの学校の定期拾ったって言ってたんだけど…」と話しかけられました。詳しく特徴を聞くと、それは間違いなく私が昨日落とした定期券でした。

友人は「話聞いて、絶対あんただと思ったんだよね」とニヤニヤ。まさか友人の親御さんに拾われていたとは知らず、私は驚きと恥ずかしさで思わず赤面してしまいました。

世間の狭さと自分の強運に驚きつつ、後日、親に用意してもらった菓子折りを持って改めてお礼に行きました。あわてんぼうな私ですが、周りの人に恵まれているなと実感した出来事です。

（女性/30代/会社員）

※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。