社会人1年目のときの話です。
親からの援助は期待できない家庭だったため、半年間必死に働いて車の頭金を貯めました。 「これでやっと車が買える!」と嬉しくてたまらない気持ちで、握りしめた頭金を持って販売店へ行き、その場で新車を購入しました。
それから1週間後。 ようやく納車されたばかりの愛車で、以前よく乗せてくれていた友人に会いに行きました。 今まで乗せてもらっていたお礼にと少し遠出のドライブを計画していたのです。
助手席に乗った友人は、開口一番「新車、いい匂い!」と嬉しそう。 私もつられて「でしょ?」と答え、車内は和やかな雰囲気でした。
しかし、走り出してすぐのことです。 友人がカバンからタバコを取り出し、なんと当たり前のように火をつけたのです。
私は慌てて「私がタバコ嫌いなの知ってるよね? 早く火消して!」と止めました。 すると友人は「窓開ければ平気でしょ」と悪びれる様子もありません。
今までの私の努力や車を大事に思う気持ちを踏みにじられた気がして、怒りで頭が真っ白になりました。 私はすぐに路肩へ車を停めました。
「降りて」
そう告げる私に友人はポカーンとしています。 しかし友人も頭に血が上がったのか「は?これくらいで?」と激怒!
そこからはしばらく言い合いになりましたが、結局友人は半ギレで車を降りてドアをバンッ! と閉めました。 その姿を見て、迷わず車を発進させた私。 バックミラーに映る友人を見ても、不思議と罪悪感はありませんでした。
あれ以来、その友人とは絶縁状態ですがまったく後悔していません。
(女性/33歳/パート)
車は単なる移動手段ではなく、人によってはとても愛着のわく特別な空間です。 どれだけ親しい間柄であっても、他人の車に乗る際は「相手の大切な場所にお邪魔している」という配慮とリスペクトを忘れずにいたいものですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
おやこのへや編集部
心も体も大きく成長する幼児期から小学生の子どもたち。一人ひとりの個性が出てきて、子育てに悩むことも多いこの時期を、おやこで楽しく過ごせるよう、ヒントになる情報を発信していきます。
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