こんにちは。おやこのくふうライターの西方です。
子どもが友達とおうちで遊ぶと言い出したときや、いつもの遊びに飽きてしまったときにすぐできる、道具を使わない遊びを紹介します。
簡単なルールで小学生の子どもが楽しめるアイデアが満載です。
1人やきょうだい、おやこでできる道具がいらない室内遊び。ちょっとした空き時間やレクリエーションにも使えます♪
1人でできる体を使った遊びです。両膝を抱えて座り、丸まった状態でコロンと後ろに倒れ、素早く起き上がります。まっすぐ倒れて起き上がるのは意外と難しい!
おもちゃ遊びの合間にもおすすめです。複数人の場合は、制限時間内にだれが一番多く起き上がれるかを競ってもいいでしょう。
体力を持て余しているわが子へ…おもちゃ不要!いますぐできる運動不足解消の【室内運動遊び】
仰向けで両手両足を伸ばし、手足が床につかないように浮かせます。手足を浮かせたままゴロンと転がり、また逆向きに転がって戻ってくるという遊びです。
複数人のときは部屋の端から端へ転がるリレー形式にし、タイムを競ってもいいでしょう。
布団の上をコロコロ転がるだけでもいい運動になります。そのまま転がったり、布団で段差を作って転がったりして遊びましょう。
滑り台のように布団を滑ったりふわふわの掛け布団に飛び込んだりするのも楽しい!
親子やきょうだいの2人で行う遊びです。1人が床に四つん這いになり、もう1人が相手をひっくり返す力比べ!四つん這いになる子はぐっと力を入れて体幹を使うのがポイントです。
制限時間を設けても盛り上がります。
2人が向かい合って握手をし、空いた手で相手の背中をタッチする遊びです。先に相手の背中をタッチできたほうの勝ち!相手の動きを見ながらさまざまな体の使い方をしてみましょう。
3人以上の場合はみんなで手をつないで、端の人の背中を狙うとまた違う動きを楽しめます。
音楽に合わせて楽しく体を動かすにはダンスがおすすめ!オリンピック陸上メダリスト・朝原宣治さんが出演するオンライン動画「足が速くなるダンス with NOBY」は、アップやジャンプ、筋力アップなどの要素が含まれていて、室内でも汗だくになる運動量です。
まずはベーシックバージョンに、高学年やダンス経験のある人はチャレンジバージョンにトライしてみましょう。
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大人は腹筋を、子どもは全身の力を使って遊ぶ「棒倒しゲーム」。大人が仰向けになって足を上げ、子どもがその足を倒すというシンプルなルールです。大人は倒されないように踏ん張って!両足→片足とレベルアップして遊びましょう。
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親子で汗びっしょりに!?体感を鍛える室内ゲームで子どもの運動不足も解消!
大人は立って目の高さでティッシュを持ち、合図とともにティッシュを離します。子どもは座った状態からティッシュをキャッチできるかチャレンジ!
ティッシュが床につく前にキャッチしてくださいね。1枚をクリアしたら、ティッシュを2枚にしてチャレンジしてみてください。
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ティッシュさえあれば実践できる!幼児期に鍛えたい「反射神経」や「動体視力」の室内トレーニング遊び
2人から複数人でできる遊びです。1人が片足で立ち、もう1人が片足で立っている人をつんつん押します。制限時間を設けるなどして、倒されないように踏ん張りましょう。
4人以上の場合は2対2のチーム戦にしたり、いろんなポーズで立ったりしても楽しめます。
1人は床に座って、手と手、膝と膝、足と足をぎゅっとくっつけます。もう1人は相手の手足を引っ張り、くっつけた手足を開きます。
座っている人は体幹を使って手足を離されないように踏ん張りましょう。開く人はいろいろな体勢で引っ張る力を出せるかがポイントです!
大人数でのおうち遊びにぴったり!道具なしで遊べる大人数向けの室内遊びを紹介します。
リズムと連想ゲームが合わさったゲームです。
最初にみんなで「マジカルバナナ♪」と掛け声をし、バナナから順番に連想するものを言っていきます。「バナナと言ったら黄色」→「黄色と言ったらレモン」→「レモンと言ったらすっぱい」という具合につなげていき、言葉が思いつかなかったりリズムに追いつけなかったりすると負けです。
「おーちた、おちた♪なにがおちた?」と歌い、出題者が言ったものに合わせてジェスチャーをするゲームです。「りんご」なら手でキャッチし、「カミナリ」ならおへそを隠すという具合に。
交代で出題役を担い、いろいろなジェスチャーに挑戦してみましょう。お題とジェスチャーが合っているか判断する審判をおいてもいいですね。
みんなで1列または輪になり、「たけのこ、たけのこ、ニョッキッキ!」のように掛け声をしてスタート。1人ずつ「1ニョッキ!」「2ニョッキ!」と言いながら手を上げていき、ほかの人とタイミングが被ってしまったり最後まで残ってしまったりするとアウト!
周りの動きを見極める心理戦を楽しめます。
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大人数の子どもがシンと静まる遊びです。大人が「今から話す言葉を当ててね」と伝え、口の動きだけで答えの単語を言います。子どもは大人の口の動きを見てなんと言ったか当てるゲームです。
「くだもの」「のりもの」などのお題を先に言ったり、体の部位を言ってわかった人はその部位をタッチするというルールにしても面白いです。
ヒントを聞いて正解を推理する遊びです。みんなで輪になって座り、1人の出題者がその場の誰かについてのヒントを出していきます。「その人はこの中にいます」「その人は髪が短いです」のようにヒントを出していき、徐々に答えが絞れるようにします。
当てた人が次の出題者になる流れで、ヒントを出す人は頭を使い、当てる人は観察力と推理力が試されます。
鬼と震源地役を1人ずつ決め、鬼を囲むようにして輪になって座ります。震源地役の人が好きなポーズを取り、ほかの人は素早くそのポーズを真似します。震源地役はどんどんポーズを変えていき、鬼は誰が震源地かを見抜けたら勝ち!
震源地役は鬼が見ていない隙を狙い、ほかの人はそれを横目で確認してポーズを取るのがポイントです。
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1人が指揮者のように手を上げて合図を出し、ほかの人は合図に合わせて声を出したり止めたりする遊びです。指揮者が手を挙げたときに「わー!」と声を出し、下げると止める。
また、手の高さや開き具合に応じて声の大きさを変えるというルールでもいいでしょう。
1人が、部屋の中にあるものの名前を1つ言います。残りの人は手を双眼鏡の形にして目に当て、言われたものを探すゲームです。手を当てることで視野が狭くなるため、ものを探す難易度が上がるのがポイント。
お題を出す前に1分間部屋の中を観察する時間を設けるなど、記憶力を競う要素を加えてもいいでしょう。
じゃんけんに体の動きを加えた遊びです。
ハイハイの体勢(赤ちゃん)からスタートし、1対1でじゃんけんをします。じゃんけんに勝ったら子どもに進化できるので、しゃがんで二足歩行をします。負けた場合は赤ちゃんのままです。子どもの状態で勝てば立って二足歩行(大人)をします。複数人で相手を変えながらじゃんけんをし、最初に大人まで進化できた人の勝ちです。
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「だるまさんがころんだ」をアレンジした遊びです。鬼は「だるまさんがおやつを食べた」のように1日の中での行動を言い、ほかの人は瞬時に鬼が言ったポーズをします。ポーズが間違っていたり間に合わなかったりするとアウト!
実際に食べる動作をするなど、静止せず動いてもいいルールにしても楽しめます。
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室内で、道具なしでも頭や体を使って楽しめる遊びはたくさんあります。子どもの年齢や人数に合わせてルールを変えながら、いろいろなゲームにチャレンジしてみてください。子どもたち自身にルールや新しいゲームを考えてもらってもいいかもしれません。
ライター 西方 香澄
徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。
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