反射神経、動体視力、体幹…子どもの多様な力を養える「おうちでできる運動あそび6」
年末年始、外遊びは寒いしおうち時間が長くいと子どもが退屈して時間をつぶすのが大変、人の少ない場所を探して行ったり公園行脚で親はヘトヘト…そんな声も聞こえてきそうですね。
そこで室内で楽しめる親子で体を動かすアイデアをご紹介!連休を乗り切るのに役立ててください。
室内遊び、というと、ついおもちゃなどを使った遊びを考えがちですが、室内で体を動かす"運動あそび"もたくさんあります! 親子やきょうだいで挑戦してみてください。
こちらは体にぐっと力を入れる感覚を遊びながら体感できるゲーム。
親子もしくはきょうだいの2人で行います。
【やり方】
1.1人が両手足で踏ん張って床にはりつく
2.もう1人がはりついた子をひっくり返す
はりつく子はぐっと力を入れることがポイントです。
制限時間を決めて、その時間内にひっくり返せるか(ひっくり返されないか)を競うと盛り上がりそう。
こちらも2人で行います。
【やり方】
1.立った状態で握手をする
2.握手したまま、空いた手でお互いの背中をタッチする
背中をタッチできれば勝ち!!逆にされたら負けです。
制限された動作内で相手の動きを見ながら、どうすればいいか次の動きを考えるのがポイント。握手する手を変えて挑戦してみるのもおもしろいですね。
他にも体を動かす楽しい親子遊びをこちらの記事で紹介しているので、ぜひ挑戦してみてください!
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「体幹」とは、骨盤や背骨、ろっ骨で構成される体の"胴体部分"のこと。ここには腹筋や背筋など、さまざまな運動をするときに必要不可欠な筋肉がたくさんあります。この体幹がしっかりしていると、椅子に座るときにも姿勢が崩れにくくなります。 子どもが体幹を楽しく鍛えることができる動きを2つご紹介します。
【やり方】
1.両ひざを抱えて座る
2.ひざを見る
3.そのままゆっくり後ろに倒れて素早く起きる
簡単な動きですが、腹筋にしっかり力を入れることが必要で、まっすぐ倒れてそのまま起き上がるのは意外に難しい…!おもちゃ遊びやテレビを見ている合間のリフレッシュにぜひ親子でゆらゆらしてみてください。
【やり方】
1.あおむけで両手足を伸ばして床から浮かせる
2.そのまま手足が床に付かないように転がる
3.反対側に転がって戻る
両手足をピーンと伸ばす「ウルトラマンのポーズ」は腹筋も背筋も使います。手足を床に付かずに転がるのはなかなか難しいので、最初は大人がサポートしてあげてください。
この2つの動きは、じつは大人がやってもかなりの運動量です。
幼児が行う場合に大切なのは、正しく行えるか、たくさんできるかではなく楽しくできること。子どもが「またやりたい!」と思えるように大人は楽しい雰囲気づくり、声かけをすることがポイントです。
「ゆりかごの動き」「おうもゴロゴロ」をこちらの記事で専門家の解説動画付きで詳しく解説しています!
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布団の山にのぼったり、おうちのように中にもぐったり…子どもは布団遊びが好きですよね。そんな布団遊びの一環として、マット運動の前転や後転にトライしてみてはいかがでしょうか。
親が子どもに教えるときのポイントを紹介します。
いわゆる「でんぐり返し」と呼ばれるマット運動の前転。まっすぐくるんときれいに回れるポイントは、足の近くに手をつき、自分のひざを見ながら回ることです。
ひざを見ながら回ることで、横にそれずまっすぐに回ることができます。最後に起き上がるところまで意識してやってみてください。
前転ができるようになったら、後ろ向きに回る後転にも挑戦!
自分が回っていく後ろが見えないので、どうしても子どもは不安に思ったり、怖いと感じがちですが、これができるとマット運動にかなり自信がつき、楽しくなります。
途中で止まらず回るには、勢いが必要で、構えたらお尻を少し遠くに落とすのがポイント!あとは、おへそを見るように意識すると、自然と背中が丸くなりうまく回ることができます。
後転はそれなりに難しいので、小さな子は「できなくて当然」というスタンスでOK!プレッシャーなく、リラックスして回えるようにしてあげることが大切です。最初は動きを分解して大人が補助してあげましょう。
こちらの記事で、前転や後転のやり方を専門家の動画付きでくわしく解説しています!
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ちょっとしたことでおうち時間が楽しく過ごせる運動アイデアを紹介しました。
ついテレビや動画などを見る時間が増えてしまう、家にあるおもちゃでの遊びに飽きてしまった…など言い始めたら、うまく誘ってみてはいかがでしょうか。
文部科学省の「幼児期運動指針」によると、幼児は様々な遊びを中心に、毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが大切とされています。
これは、散歩やお手伝いなど生活の中での様々な動きを含めた時間です。ぜひ、おうち遊びもうまく取り入れて元気に過ごしましょう。
幼児期の運動のポイントをこちらの記事で詳しく紹介しています。
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