幼稚園・保育園の運動会が盛り上がること間違いなし!おもしろい種目・親子競技の中から、子どもたちはもちろん、見ている保護者も楽しい競技を2児のママでもあるライターichikaが厳選しました。
0・1・2歳と、3・4・5・6歳の年齢別に、詳しいルールや楽しめるポイントを紹介します。子どもたちの衣裳や小物のアイデア、アレンジ方法も紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
乳幼児向けの種目には、表現系・運動系・チーム戦系(玉入れなど)・おやこ競技などいくつかの種類があります。
定番の競技がある小学校以上の運動会とは違って自由度が高いので、子ども達が盛り上がる・楽しめるものを基準に選ぶのがおすすめです。
また、遠くから観覧している保護者から見て「何をしているんだろう?」とならないように、アクションが大きい競技を選ぶのも大切なポイント。スマホで撮影する保護者も多いため、写真映えする衣裳や小物を用意するとよろこばれます。
まずは0・1・2歳向けの種目の中から、赤ちゃんから小さな子供まで活躍できる種目を紹介します。
子どもたちの大好きな曲にあわせて、マラカスをふりふりするマラカスダンス。
振動や音がおもしろいマラカスは、振付がわからない赤ちゃんも思わずふりふり。
子どもたちが楽しそうにマラカスを振る姿が、とにかくかわいい競技です。
おそろいの衣裳に、おそろいのデコレーションをしたマラカスを用意してあげるといいですね。
歩けるようになった子どもたちがつみきを積んでいく競技です。
つみきは当たっても痛くないように、角をつぶした箱や、ウレタンの積み木がおすすめ。 触覚つきのカチューシャと黒いパンツでアリの仮装をしたり、小人の仮装をしても保護者から歓声が上がりそう!
マットで作った山をハイハイで乗り越えて、ママ・パパがいるゴールを目指すレースです。
山をメインに、ふうせんをたくさん敷き詰めたふうせんゾーンや、スズランテープのカーテンを垂らしたカーテンゾーンなど、ちょっとした障害物を作ると盛り上がります。
お花を摘んでブーケにして、ゴールで待つママ・パパに日頃の感謝を込めてプレゼントするレースです。
ペーパーフラワーと紙ストローで作ったお花を段ボールに挿し込んで、お花畑を作っておきます。
子どもたちが好きなお花を選べるよう、サイズを変えたり、花びらの色や柄を変えて、個性豊かなお花にすると選ぶ楽しみも増えそう。
子どもたちが自分で取れるよう、段ボールの穴は大きめに開けておくといいですね。
次はママ・パパもいっしょに参加して楽しむ親子競技です。
観客席にまぎれこんだおべんとうのおかずを探して、大きなお弁当箱に詰めるチーム対抗競技です。
おにぎりやたこさんウインナー、たまごやきなど、子どもたちにおなじみのおべんとうのおかずを大きめに、観客席にまぎれこませておきます。
おべんとうの完成図を見ながらおかずを詰めて、見本どおりの完璧なおべんとうを完成させましょう。おやこでエプロン、三角巾をつければ気分も上がります!
段ボールで作った車に子どもをのせて、保護者が紐をひっぱってゴールを目指す競技です。乗り物が大好きな子どもたちは大喜び間違いなし!赤ちゃんでも楽しめます。
消防車やパトカーなど働く車の装飾をしたり、ペーパー芯と紙皿でハンドルを作ってあげても楽しそうです。
保護者の足の甲に子どもの足をのせて、ペンギンのように歩くレースです。
おやこでぴったりとくっついておこなうので、甘えっ子でも楽しんで参加できそう!
フードがついた洋服を用意し、目とくちばしをつけておやこでペンギンに扮してもかわいいですよ。
テーブルに用意された動物カードを引いて、カードにかかれている動物になりきってゴールを目指すレースです。
スタートではおんぶで、カードを選んだあとはそれぞれの動物のおやこスタイルで進みます。
たとえば、ラッコなら子どもを横抱きにしてゆらゆら揺らしながら、コアラならおんぶ、カンガルーなら前抱っこ、など。
それぞれの見本の写真を貼っておくとわかりやすいですね!
子どもたちに人気のキャラクターの世界観を取り入れた障害物競走です。
はらぺこあおむしの格好をした子どもたちが保護者といっしょに落ちているフツールを拾ったり、トンネルをくぐったり、最後はちょうちょになってゴール!
トトロになってどんぐり拾い、アンパンマンになってパンの配達などなど、子どもたちが好きなキャラクターでアレンジするのもおすすめです。
ジュースの材料が描かれた箱のまわりをくるくるまわって、ジュースを作るおやこレースです。
まず保護者にくだもののお面の中から好きなお面を選んでもらいます。
いちご=1周、にんじん=2周、さくらんぼ=3周のように、選んだお面でまわる回数が決まっているので、選んだくだものの数だけ箱の周りをくるくる周りましょう。
ゴールの手前にはジュースが用意されているので、子どもは好きなジュースを手に取り、先生と乾杯してゴールです。
「くるくる」と「かんぱい」の子どもたちが大好きな動きが入っていて、抱っこでも楽しい競技になっています。
ここからは3歳以上の子ども向けの競技から、まずは子どもたちだけでおこなう種目を紹介します!
布で作ったトイレットペーパーを引っ張って、どちらが早くなくなるかを競うチーム競技です。
ハギレ布をボンドでつないで1枚布にしたものをラップの芯にまきつけ、針金やビニールひもで吊るしてトイレットペーパーを作っておきます。
子どもたちは合図とともに走り出し、トイレットペーパーを引っ張り出します。ペーパーが早くなくなった方が勝ちです!
普段なら怒られることを思いっきり楽しめるので、元気いっぱいのやんちゃな子どもにもおすすめ。障害物競争の障害物のひとつに加えるのもいいですね。
近づいた友だちと磁石のようにくっついていく、わちゃわちゃしながら移動する姿がとってもかわいい競技です。
音楽を流して、音楽がとまったら近くにいる友だちとペアになります。
音楽が再開したらペア同士でくっついたまま移動し、その近くにいる人…という風にくっついていき、全員がくっついたらおしまいです。
とっても簡単なルールなので、小さな子どもたちや競うのが苦手…という子も気負うことなく楽しめます。
定番の障害物競走を、忍者修業に見立ておこなう競技です。
水に見立てたブルーシートの上の飛び石をジャンプして渡る、塀に見立てた平均台の上を歩く、手裏剣で紙コップを倒すなど、修行風景をイメージした障害物を取り入れましょう。
制作の時間にマイ手裏剣を作れば、当日がもっと楽しみに!
ゴールできたら忍者修行卒業証書を渡してあげるとよろこばれますよ。
定番の玉入れにダンスをプラスした競技です。
「チェッチェッコリ」の曲にあわせてダンス、音が止んだらいっせいに玉入れ、を繰り返していきます。
筆者の娘の小学校で1年生の競技として取り入れられていますが、小さな子供たちがお尻をふりふり踊る姿がとってもかわいいです♡
音楽が途切れた間に集中して玉入れをしなければいけないので、簡単そうに見えて意外とハード!子どもたちの玉入れも白熱します。
借り人競争はその名のとおり、子どもたちが選んだカードに描かれたお題のとおりに人を借りてくる競技です。
お題は「めがねをかけている人」 「黒い服の人」 など。見つけたら声をかけて、いっしょにゴールへ向かいます。
知らないママ・パパに話しかけるとあってちょっぴり勇気が必要ですが、ゴールできた時のわが子の成長に、ちょっぴり胸が熱くなること間違いなしです!
移動玉入れは、保育士や先生が背負った入れ物に子どもたちが玉を入れていく競技です。 自分のクラスの先生ではなく、相手のクラスの先生の背中の箱に入れるため、先生たちは玉を入れられないように逃げます。
逃げる先生と必死に追う子どもたちに、観ている保護者も白熱!
先生の移動できる範囲を決めておくと、子どもたちも入れやすくなりますよ。
最後は3歳以上の子向けのおやこ競技です。むずかしいルールもこなせる幼児向けは、親も思わず夢中になってしまう競技を集めました!
保護者が引いたカードに書かれているものを子どもに身振り手振りで伝えて、アイテムが並ぶお店からお題のものをとってくる競技です。
お題は「スプーン」「ティッシュ」「まくら」など、子どもの身近にあってジェスチャーしやすいものを選ぶのがポイント。
先生の実況中継を入れるとママ・パパのジェスチャーにも注目が集まって、より盛り上がります。
段ボールの壁で隠した子供の足元だけを見て、わが子を当てる競技です。
正解したら子どもを連れて走ってゴール!
間違えたらゴールと逆方向を一周して、もう一度チャレンジします。外靴で判断されないように上履きにして名前を隠したり、子どもお手製のスリッパを履いて、作品の特徴も含めて当ててもらうのもおもしろそう!
新聞紙に乗せた風船をおやこで運ぶ対抗リレーです。
かんたんそうに見えますが、ふわふわと浮くふうせんは走ると落ちてしまうので、思うようにすすめないのがおもしろいポイント!
ゴールしたら次のおやこにバトンタッチして、アンカーが先にゴールしたチームの勝ちです。
大人2人、子ども2人の4人で、リレー形式でおみこしを運ぶ競技です。
ゴールしたら次のおやこにパスをして、先にアンカーがゴールしたチームの勝ちになります。おみこしは子ども達が前、保護者は後ろを持って運びましょう。
お祭り気分が上がる音楽や、「わっしょい」のかけ声があると、観覧者と一体になって盛り上がります。
***
それぞれの種目・親子競技は、子どもたちの雰囲気や成長度合いに合わせてルールや内容を変えてあげるといいですね。
運動会のテーマがある場合は、テーマに合わせた装飾にすると世界観も深まりそう!おやこみんなが夢中になれる競技で、運動会を楽しんでくださいね。
ライター Ichika
山梨県生まれ。関西、九州での生活を経て11年ぶりに地元に戻りライター業をスタート。身内や友人に教育関係者が多く、たくさんのヒントを得ながら自分なりの育児を模索中。子育て経験をもとにした体験談やコラムも発信しています。
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