頻繁な鼻拭きは子どものデリケートな皮膚にとってサンドペーパーで擦られるようなものです。 赤くただれた鼻の下は触られるだけで激痛が走ります。 「拭かせてくれない」のではなく「これ以上痛めつけないで」ということです。
まずは保湿剤やワセリンをたっぷり塗って皮膚を保護してあげること。 バリアを作るだけで痛みは軽減されます。 「拭く」という摩擦行為をやめ、ティッシュを優しく押し当てて水分を「吸い取る」イメージに変えてください。 痛くないとわかれば子どもは逃げなくなります。

子どもは構造的に口呼吸になりやすく「鼻から息を出す」感覚が掴みにくいものです。 いきなり「かみなさい」と言っても無理があります。 まずは口を閉じることからスタートします。
お風呂で水を口に含んでブクブクしたり、ほっぺを膨らませて睨めっこをしたり。 口をしっかり閉じる筋力がついて初めて鼻への空気の通り道が確保されます。 遊びの中で口を閉じる時間を増やすことが遠回りのようで一番の近道です。
鼻息を可視化する最強の遊びがティッシュロケットです。 片方の鼻の穴を親指で軽く押さえます。 もう片方の穴の前に小さく丸めたティッシュを置きます(詰め込まず添えるだけ)。 「せーの、フンッ!」と掛け声をかけてティッシュを吹き飛ばします。
「すごい!飛んだ!」と目に見える結果が出ると子どもは大喜びします。 ゲーム感覚で何度も繰り返すうちに「鼻から息を出せばいいんだ」と脳が理解します。 おやこで飛距離を競えば面倒な鼻かみが笑えるスポーツに変わります。

ティッシュがなければ鏡を使います。 洗面所の鏡や窓ガラスに顔を近づけて「鼻息で白くできるかな?」と誘います。 口を開けずに「フンッ」と息を吹きかけて鏡が曇れば成功です。
「怪獣みたいだね!」「もっと白くしよう」と盛り上げる。 自分の体から出る風を目で確認できる体験は子どもにとって新鮮な驚きです。 お風呂の湯船に鼻まで浸かってブクブク泡を出す「カバさんごっこ」も強力な排気トレーニングになります。
偶然でも鼻水が出せたら「すっきりしたね!」「バイキンさんバイバイできたね」と快感を言語化してあげてください。 鼻をかむことは痛いことではなく「気持ちいいこと」だとインプットします。
自分でチーンができたら「お兄さん(お姉さん)の音がしたよ!」と誇らしげに伝えること。 その自信が次の「自分でやる!」を引き出します。
鼻水は体がバイキンと戦った名誉ある残骸です。 垂れていてもすぐに命には関わりません。
焦って追い回すよりも「ロケット飛ばそうか」と余裕を持って誘ってみてください。 いつか必ず「自分でチーンできたよ」と得意げに報告してくれる日が来ます。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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