子どもの「思いやりの心」を育む関わり方|保育士に学ぶ、優しさを引き出すヒント

子どもの「思いやりの心」を育む関わり方|保育士に学ぶ、優しさを引き出すヒント
「うちの子に、少し思いやりの心を持ってほしいな」そんな風に感じているママやパパへ。 思いやりの心は、ちょっとした関わり方で育むことができるんです。 ポイントは、親自身が手本となり、相手の気持ちを想像させることです。 こちらでご紹介する「優しさを引き出す関わり方」を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次

「うちの子、もう少し優しくなってほしいな…」「人の気持ちを考えられるようになるには…︖」そんな風に、子どもの思いやりの心を育むことに悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。思いやりの心は、ちょっとした関わり方で育むことができるものです。

保育の現場で大切にしている「優しさを引き出す関わり方」をお伝えします。 子どもの中に眠る「思いやりの心」を一緒に見つけていきましょう。

1. 親自身が手本となる

子どもの思いやりの心を育むために、まず大切なのは親自身が手本となることです。 子どもは、親の言動をよく観察しています。

困っている人に優しく接したり、家族に感謝の気持ちを伝えたり、そんな何気ない親の姿が子どもの思いやりの心を育むのです。 園でも保育士が子どもたちに優しく接し、思いやりの心を示すことを心がけています。

「ありがとう」「ごめんなさい」そんな言葉を子どもに日常的に伝えていきましょう。 親として、一人の人間として、子どもに見せたい思いやりの心をまずは自分が実践してみましょう。

それが優しさを育むための第一歩になります。

2. 相手の気持ちを想像させる

「○○ちゃんは今、どんな気持ちかな」「こんなことをされたら、嬉しいよね」

そんな風に、相手の立場に立って考えるきっかけをつくってあげることも大切です。 日常の何気ない場面で「もしあなたがこの子だったら」と問いかけて、相手の気持ちを想像させてみましょう。

園でのケンカの場面でも「〇〇ちゃんは、どんな思いでいるのかな」と、子ども同士で考え合う機会を作っています。 相手の気持ちを想像する習慣が、いつしか自然と優しい行動につながっていきます。

ちょっとした声かけから、子どもの思いやりの芽は確実に育まれていくのです。

3. 「思いやりのある行動」を具体的に教える

「思いやり」という言葉は、子どもには少し抽象的でわかりにくいものです。 だからこそ、思いやりのある行動を具体的に伝えていくことが大切です。

「お友だちが困っていたら『大丈夫︖』と声をかけてあげよう」

「みんなで仲良く遊ぶには、おもちゃを貸し借りする優しさが必要だね」

そんな風に、実践できる思いやりの行動を示してあげましょう。 園でも子どもたちが優しい行動をとれるよう、場面に合わせた声かけを大切にしています。

思いやりを形にする方法を知ることで、子どもは自然と優しい行動を身につけていきます。 思いやりは具体的な行動への声かけでつくられていきます。

4. 「思いやり」を認め、褒める

子どもが思いやりのある行動をとったときは、それを見逃さず、しっかりと褒めてあげることが大切です。

「お友だちのためにおもちゃを譲ってあげたのね、とても優しいことだよ」

「転んだ子を助けてあげたのね、あなたはすてきな子だね」

そんな風に思いやりを認め、褒める言葉をたくさんかけてあげましょう。

園でも、子どもの優しい行動を見つけたらすかさず具体的に褒めることを心がけています。 ときには、子ども同士で「○○ちゃん、ありがとう」と感謝の気持ちを伝え合うこともあります。

認められる経験の積み重ねが、子どもの思いやりの心をどんどん育てていくのです。

5. 思いやりが形になる機会を作る

子どもの思いやりの心を育むためには、その思いを形にする機会を意識的に作ることも効果的です。 園ではお店屋さんごっこや、お世話遊びなど、子どもたちが優しさを実践できる遊びの場を多く設けています。

ご家庭でも、お手伝いを一緒にしたり、近所の方へのおすそわけを用意したり。 思いやりを形にする機会をおやこで楽しんでみてはいかがでしょうか。 「これ、〇〇ちゃんへのプレゼントにしよう」「今度、おじいちゃんの手伝いをしに行こうか」。

そんな具体的な思いやりの形が、子どもの優しい心を確実に育んでいきます。

まとめ

子どもの思いやりの心を育むためには、まずは親自身が手本となり、相手の気持ちを想像させること。 思いやりのある行動を具体的に教え、認めること。

そして意図的に思いやりを形にする機会につくってみてもいいでしょう。 その積み重ねが、子どもの優しさの芽を確実に育んでいきます。

人の痛みが分かる子、優しい気持ちを持って行動できる子。 その思いやりの心は、これからの社会を作っていく大きな力になります。おやこで共に育んでいきましょう。

ライター / 監修者:でん吉(保育士)

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執筆者

保育士 でん吉

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