寝ている間に切ってしまうと子どもは爪が切られるプロセスを知りません。 朝起きたら勝手に短くなっている。これでは魔法と同じです。 爪はどうやって伸びるのか。どうやって切るのか。道具は何を使うのか。 これらを知る機会を失ったまま成長すると、いつまで経っても爪切りへの恐怖心が消えず自分でのケアも身につきません。
起きているときに切ることは「自分の体は自分で管理する」という自立への第一歩。 最初は嫌がるかもしれませんが、プロセスを見せることは長い目で見ればとても大切な教育なのです。

子どもが爪切りを嫌がる最大の理由は、身を削られる恐怖です。 自分の体の一部を金属の刃物で切断されるのですから、本能的に怖くて当たり前。 「痛くないよ」と言葉で言うだけでは伝わりません。
まずは親が自分の爪を切って見せます。 「ほら、パチンとしても痛くないよ」「爪さんは髪の毛さんと同じで痛くない場所なんだよ」。 目の前で実演し、切った後の爪を触らせてあげる。
これは痛みへの恐怖を好奇心に変える実験タイムです。 「痛くない場所がある」という人体の不思議を知ることで恐怖のベールが剥がれていきます。
いきなり親が手を取って切り始めるのは拘束されるようで不快です。 子どもに選ばせてあげましょう。
「今日はどの指さんから切る?」「お父さん指?それとも赤ちゃん指?」。
自分で選ぶことで「やらされている」感覚が「自分で決めた」感覚に変わります。 全部切れなくても構いません。 「今日はこの一本だけ!」と決めてサッと終わらせるのも手です。 嫌がるのを無理やり全部切るよりも「また切りたい」と思わせる余韻を残す方が重要です。

切った爪をただ捨てるのはつまらないですが、黒い折り紙やティッシュの上に並べると「三日月」のようなアートになります。 「見て!お月様がいっぱい!」 自分の体から出たカケラを目で見て確認する。 これは子どもにとって非常に興味深い体験です。
最後に自分でゴミ箱にポイッと捨てるまでをワンセットにします。 「バイバーイ!」と自分で始末をつける。 ここまで参加させて初めて爪切りは「自分のこと」として認識されます。
寝ている間の爪切りは親にとってもストレスフルな作業です。 手元が狂って深爪をするリスクもあります。
明るい部屋でおやこで向かい合い「大きくなったねえ」と愛でながらパチンと切る。 それは体への愛着を育む豊かな時間です。
もし暴れて切れない日は「また明日ね」で大丈夫。 命に関わることではありませんから、気長に自分の体への興味が湧くのを待ってみてください。
ライター / 監修:でん吉(保育士)
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